螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

落語ゆかりの…

実は、あるシリーズを、準備中で。

落語系!

 

親の影響もあって、落語はテープでも寄席でも、 それなりに聞く機会がありました。

 

今日、落語のことをいろいろ調べる中で、ゆかりある墨田区に、こんなお寺があると知り、行ってみました。

 

柳島妙見山法性寺。
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妙見さまをお祀りします。

仏教の菩薩さまで、北極星信仰とも習合した姿です。
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同じく妙見さまをお祀りする縁で、尼崎市の広済寺に眠る、近松門左衛門の碑もあります。
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墨田区葛飾北斎ともゆかりが深くて。
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北斎がこの寺に願を掛け、満願の日に雷に打たれ、失神!!

以後、絵が売れるようになったそうです。

 

落語ですか?こちら!
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「昔ばなし柳塚」

明治期、落語の柳派が建てた石碑です。

江戸後期の麗麗亭柳橋を祖とし、滑稽噺を得意とした柳派は、明治期になると、人情噺を得意とする三遊派と、拮抗するようになっていきます。

 

三遊派東向島の木母寺(もくぼじ)に、「三遊塚」を建てたからと、対抗して、ここに建てたそうです。

既に読めませんが、裏には有志一同の名が刻まれているそうです。 

 

その後、一旦は両派は統合したものの、今の「落語協会」と「落語芸術協会」に落ち着くまでには、かなり紆余曲折があったそうですよ。

  

ちなみに、三遊派の「三遊塚」がある「木母寺」にも、行ってみましたよ。

外から失礼しますが…
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場所は隅田川ほど近い、東白髭公園。

野球少年の歓声がこだまする中、初夏を告げる花々が、美しく咲いていました。


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「乃りたけ」の思い出…

進行中の「令制国の思い出…」。

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

行ったことはあっても、写真が残っていない、安房国の取材をしたくて。

でも、行くには必ず、上総の国を通ります。

下総、上総、安房を問わず、千葉県は美味しいものの宝庫!

何度も訪れてるので、多くは食べたけど、未体験で気になってたのが、一つ。

 

勝浦タンタンメン」♪

katsutan-sendan.com

 

基本的に、勝浦でしか食べられない味です。

あちこち出没しているイベント以外では。

 

イメージからすると、「むっちゃ辛い!」

あの、色ですもん。

とにもかくにも“刺激系”を意識しました。

覚悟がいるな、と。

 

勝浦駅
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街はコンパクト。

狭い道の中、お店が点在します。

港町ならではですね。 


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遠見岬神社の石段の登り口には、「いしい」という有名店。

でも、行列してて。

 

こちらにしました。
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「乃りたけ」

ここも盛況で、相席でした。

ご協力ありがとうございます!

 

運ばれてきたのは、こちら。
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朱いですね~!

激辛?

 

覚悟して、スープを一口… !!

 

「味で、勝負してる!!」

 

確かに、激辛ではないかもしれない。

(辛いけど)

でも、それ以上に、美味い!!

イメージは、麻婆豆腐。

挽き肉の旨味が、ジワジワと効いてくる♪

 

そしてまた、大量に浮かぶ“玉ねぎ”が、甘さを醸して辛さを和らげる。

コレがまた、いいんです♪

 

麺ともベストマッチ!
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あっという間に麺がなくなりました。

大盛頼んでも、良かったぐらい。

 

味も辛さも、きっと店によるんでしょうけど、このラーメン、辛さだけを追求!なんて人には向かないですね。

辛さを味わいつつ、美味しく食べたい人向きのラーメン、だと思います。

 

ごちそうさまでした~!

満足です♪
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この、浅めの金属スプーン?も、なかなか曲者で。

多分、これ以上いっぺんにスープを飲むと、むせるんじゃないかしら? 

なかなか、考えられてますね~

 

ちなみに、これもすごく美味しくて♪
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餡がとっても、キメが細かいんです。

さすが、手を抜いてませんね~!

 

…勝浦、また行っちゃうよ!?

「その他の危険」の思い出…

館山を旅行中、見つけました…
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「その他の危険」

エトセトラな警戒標識です。

教習所で、習いましたね?

 

ここの場合は、「砂だまり注意」

海岸線なので、風が砂をまき散らすのかな?

タイヤを取られたら、危ないですもんね~

 

ちなみに、こうやって「補助標識」が付いてるのは、いいんです。

 

中には補助標識なしで、
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だけがある場合が、あるんだそうです。

(写真はイメージです)

 

いったい何に気をつけるのか…?

補助標識に書けない危険 → …出る?!

という噂が、ネット上に蔓延してるようです。

 

まぁ確かに、何もないところに標識は立てないわけで…。

特定の危険があるなら明記するわけで…。

そんな標識を見つけたら、警戒しながら(祈りながら)、通りましょうね。

 

ところで、この噂を知ったのは今日ですが、その「補助標識のない“その他の危険”」、実は1ヶ所、知ってまして。

父の実家にほど近い「地点A」に、その標識は立ってたんです。

先月、そうとも知らずに、写真でも撮っとこうかな、なんて思って、行ってみたら…、

 

標識は、ありませんでした。

 

…撮れなくて、よかったかもしれません。。。

ラーメン「一蘭」の思い出…

お話はこの前の、福岡・壱岐旅行の3日目。

とは言っても、帰るだけの月曜日。

 

思い残すことは…

 

「あるっ!!」

 

そう、とんこつラーメンを、食べていないではないか!

これでは福岡に来ないも同然!?

 

午前中の便なので、選択肢は限られます。

福岡空港は改修中のせいもあってか、ラーメン店が少ない。

保安場内の隅の方に、ただ一軒「一蘭」しかありません。

 

迷わず、訪問しました♪

「幸せ~」の声が、迎えてくました。

 

ここのシステムは有名ですね。

食べるのはブース。

そこでオーダー用紙に好みを書いて、渡します。

 

久々なんで、基本、オススメ通り。

ただ、硬さだけは“バリカタ”にしてみました。

通えば、いろいろ遊べるんでしょうけどね。

 

出された一杯。

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いいですね~!

やっぱり、味わいが濃い!

「とんこつは、豚だー!!」って、叫びたくなります♪

 

今日はオススメサイドメニューも。
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黒蜜が、決め手です♪
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そう、この“最後の一滴”が、喜びなのです♪
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とんこつに限らず、美味いラーメンの時は、スープをほんの少しだけ、残しておきます。

 

そして、さあ帰ろうかと席を立つ直前、残しておいたスープを口に含んで、帰るのです。

 

そうすると、口に後味が残る。

「幸せ~」ってわけです♪

 

ごちそうさまでした~!

いいラーメンでしたよ♪

 

「幸せを~」の声とともに、搭乗口へと向かったのでした~♪

旧牛込区の思い出…

“牛込”と言えば…

「郵便番号162-88 東京都牛込局区内 フジテレビ○○係」
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そう、フジテレビがここにあったんです。

「フジテレビ通り」とかね。

今はフジテレビは台場へ去り、フジテレビ通りも、もうないそうです。

 

今は、「あけぼのばし」通り!

都営新宿線曙橋駅から、伸びています。
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念仏坂を上ると…

撮らないけど、フジテレビ跡地は、今は巨大なマンションでした~

 
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ショーウインドーは撮らなかったけど、えらいボリューミーでしたよ!

放送関係はスタミナが、要るのかな?

 

 

牛込の由来ですが、なんと「牛の牧場」があったらしい!!

“牛”が“込む”から、牛込だそうです。

 

当時から、こんなお店が待ちかまえていた!?

かどうかは知らないが…。
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駅は、牛込柳町
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隣の、牛込神楽坂
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「牛込」を冠する駅名は、都電を除けば、最近です。

 

神楽坂は、活気がありますね~
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主婦の友社があったり。
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こんな路地の先に…
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島村抱月松井須磨子の「芸術倶楽部」の跡地があったり。
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芸術が色濃い、地域です。

 

牛込は、学問の地でもあります。
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早稲田大学

大隈重信が開きました。

 

正門には、「教旨」が刻まれています。
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少し離れて、「面影橋」という橋があります。


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この先には、「山吹の里」の碑があります。
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こんなエピソードが、あるそうです。

 

昔、太田道灌がこの地を訪れ、雨露をしのぐため、民家に蓑を求めたところ、出てきた少女に、蓑ではなく山吹の花を一輪、差し出されました。

道灌は怒ってしまいます。

後に道灌は、後拾遺和歌集で、中務卿兼明親王が詠んだ、次の歌を知ります。

 

七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(蓑)ひとつだに なきぞ悲しき

 

あぁそうだったのかと、初めて合点がいった道灌、自らの無学を恥じて、以後、歌道に励んだそうです。

 

知らないことは恥ずかしいことだけど、勉学への大きなエネルギーにもなり得るんですね。

 

 

次は20・旧淀橋区です。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の区は、こちら

18・旧四谷区

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com





 

陽…

海の先に沈む、夕陽

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2009年9月13日。

福岡・百道浜の夕暮れです。

試合が終わって、シスコシートのビュッフェで食べ過ぎた腹ごなしに、海岸を散歩して。

 

ホークスはムネのサヨナラヒットで勝利!

最良の一日になりました♪

 

そのムネ、帰ってきましたね。

ホークスの“陽”が、再び活躍を見せてくれているのが、うれしいですね♪

 

あっ、陽選手もいましたね。

陽耀勲投手。

…今頃どうしてるかな?

越中国の思い出…

越後国から、西へ。

北陸本線が、同じく越州越中国に誘います。

今は、北陸新幹線か。

 

北陸新幹線開通直前、越中国を行き来したことがあります。

普通列車で。

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※ 乗ったのはこの列車ですが、絵は加賀国金沢駅です。

 

途中の高岡駅で、30分超の待ち合わせ!!

やり過ごす特急、3本!!

 

北越に、

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しらさぎ

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そして、サンダーバード

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おかげで…、

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こんなものが食べられたり♪

 

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こんな列車がやってきたり!!

旅人は楽しいけど、これでは地元の人は、列車に乗らないですよね…。

 

でも、北陸新幹線が出来て、特急列車は上へ!

地元の方にとっても、大幅な時間短縮に、なったんじゃないでしょうか?

 

越中国と言えば、チューリップ!

「砺波チューリップ公園」

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立山・雪の大谷

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トロリーバスとかが走る、黒部立山アルペンルートもいいけど、いつ行っても混んでますね…。

 

あと…、

決して忘れられない、越中国の旅の思い出があります。

 

若い頃、もう20年近く前、滑川までホタルイカを見に行ったことがありました。

 

春でした。

僕にとって、ホタルイカは春を呼ぶ、旬のメニューでして♪

 

 確か春には、ホタルイカの漁があるはず。

滑川まで行けば見れるだろうと、あまり深く考えず、闇雲に。

交代勤務で、平日休みでもありました。

 

遅いあずさで松本、さらに南小谷まで行って、懐かしのキハ52で北陸へ出て。

魚津から滑川まで、深夜の真っ暗な道を、1時間以上歩いて…

海沿いの道で、ホタルイカの光が見えるかな~、と。

 

ホタルイカは、見れませんでした…

 

でも、すっごく楽しかったんですよ。

何が起こるのか、ワクワクしながら♪

思いつきで出てきて、不確実だっただけに、なおさら。

旅行と言うより、冒険のような気分の旅になったんです。

 

だから、見れなくても全然落胆もせず。

いい思い出として、残りました。

 

ちなみに正解は、こちらだったんですね。

ほたるいか海上観光 - 滑川市観光協会

 

 当時はまだ、インターネットもそれほど普及してない時代。

情報収集のための道具としては、まだまだ貧弱でした。

当時の旅は、得てしてこんなことも、あったんじゃないかな?

十分、アリな旅だったわけです。

 

今は何でもかんでもインターネットで調べて、綿密に計画立てて、その通りに動いて。

確かに常に、正解にはたどり着けるけど、やっぱりちょっと物足りなく感じることもあります。

 

「旅」ですから!

 

なので今でも、現地で得たサプライズな追加情報には、出来るだけ乗るようにしています。

脱線して、予定を組み替えて、予想してなかった楽しみを味わってね。

 

最高じゃないですか~♪

これこそ、旅の醍醐味です。

 

スマホがあれば、現地でも情報収集や、ルートの組み替えまで出来るのも、大きい。

安全に、冒険が出来るようになったわけです。

いくら楽しくても、帰れなければ困りますからね。

  

 

ちなみに、当時の暗い夜道で、奇妙なものが眼に入りました。

何やら鉄の骨組みみたいなもの。

時刻は深夜1時過ぎ。

ライトなんてついてない。

 

近づいてみると、観覧車のようでした。

 

さすがに暗くて、丸くは見えなかったけど、ゴンドラらしきものが、見えたんじゃないかな?

なるほどと想像がつきました。

 

その後、今から数年前、北陸路を旅行することがありました。

今度は、昼間。

特急列車で車窓を見ていたら…!!

 

あの時の観覧車が、あったのです。

まだ、営業してたんですね。

 

その数年後にもう一度北陸に行ったとき、ゲットしましたよ♪

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観覧車は日本海側最大!!

www.nice-tv.jp

 

今(2017年4月現在)でも、営業してるようですよ♪

忘れてきた宝物を取り戻したようで、とてもうれしかったのを覚えています。

 

 

次は10・相模国です。 

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の国は、こちら。

8・三河国

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com