螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

いろはがるた

にわか「三社祭」…

起きて、借りてるビデオを。 「ヤマト2」の、中盤! さすが、いい作品です。 で… すっかり、ビデオ借り換えの旅が増えました。 松原団地で「ヤマト2」を借り換え。 あと、初めて有料で、「未来のミライ」を借りてみて。 実はアニメファンだった、相模原のSさ…

「す」の思い出…

大阪版の「す」は、 「墨に染まれば黒くなる」です。 墨は周りを黒くしますね。 「環境によって、人はいかようにでもなる」って意味になります。 環境には生い立ち、地域、近所、学校、職場など、あらゆるものがあり、人に影響を与えます。 中でも、一生涯に…

「せ」の思い出…

大阪版の「せ」は、 「背戸の馬も相口」です。 背戸とは、裏口のこと。 裏口にしかつないでおけないような、暴れ馬のことだそうです。 相口は相性。 やりようによっては、抑えられることを意味します。 「手が付けられないような人でも、頭が上がらない人、…

「も」の思い出…

大阪版の「も」は、 「桃栗三年柿八年」です。 桃や栗は、植えてから実がなるまでに3年、柿だと8年かかることから、 「初めても成果が出るには時間がかかるから、しっかり基礎からじっくりと取り組むべきだ」ってな意味になります。 弓道にも似たような言葉…

「ひ」の思い出…

大阪版の「ひ」は、 「貧僧の重ね食い」です。 貧しい住職が、同時に2つの齋(食事)を受けてしまうこと、からきてるそうで、 「いつもいいことがない者に、まとめていいことが起きてしまうこと」という意味になります。 人生のスパンで考えると、この5年ぐ…

「ゑ」の思い出…

大阪版の「ゑ」は、 「縁の下の力持ち」です。 なかなか日の目を見ない、でも絶対欠かせない人を指します。 例えば、自社には営業部が8つもあります。 もちろん、直接営業に携わる人が多いですが、中には事務専門の人がいます。 資料を作ったり、売上を入力…

「し」の思い出…

大阪版の「し」は、 「尻食らえ観音」です。 こんな話が、あるそうです。 兎は、後ろ足が長いこともあり、坂を下るのは、実は苦手。 なので、「観音様の慈悲を乞うて」、信心して下ります。 一方、上り坂は、後ろ足で力強く蹴り上げることが出来るため、怖く…

「み」の思い出…

大阪版の「み」は、 「蓑売りの古蓑」です。 文字通り、蓑を売っているのに、自分は古い蓑しか持っていないことから、他人のことばかり気にしていて、自分のことに気が回らないことを言います。 swarmでは、結構他人にコメントを書いてる方だと思います。 挨…

「め」の思い出…

大阪版の「め」は、 「目の上の瘤」です。 目障りで邪魔な存在、って感じですが、それが人物の場合、あからさまに言うわけにもいかないって、複雑な感じになりますね。 僕も今の職場に移った時、そういう先輩がいました。 やたらと気難しくて、体面を気にし…

「ゆ」の思い出…

大阪版の「ゆ」は、 「油断大敵」です。 調べたら、断つのは油ではなくて… 王が臣下に油を持たせて歩かせ、一滴でもこぼしたら命を絶つ!からだそうです。 まぁ、留年なんかは必修の英語を落としてますから、油断みたいなもんですね。 出席日数、足りてませ…

「き」の思い出…

大阪版の「き」は、 「義理と褌(は欠かされぬ)」です。 義理…。 「義理の娘」とか、血縁関係にない姻族のことも言いますが、 ここでは「世の道理」、あるいは「社会生活上、あるいは立場上、やらなければならないこと」ってことになるでしょう。 褌(ふん…

「さ」の思い出…

大阪版の「さ」は、 「触らぬ神に祟りなし」です。 災いになりそうなことには、最初から首を突っ込まない。 余計なことをしなければ、災禍に見舞われることはない。 そんなたとえになります。 特に、プライベートで顕著ですね。 SNSでは、比較的気軽にコメン…

「あ」の思い出…

大阪版の「あ」は、 「阿呆につける薬はない」です。 それなりの素養がある人には、教えることが出来ます。 教えると、伸びます。 でも、物事の筋道をよく理解しない人に教えるのは、確かに非常に困難です。 そもそも、教えるってことは、物事を相手にわかる…

「て」の思い出…

大阪版の「て」は、 「天道人殺さず」です。 天は慈悲深く、人を見放すことはない、というたとえになります。 確かに、そうですね。 見放すとしたら、自分が自分を見放すんだと思います。 僕もかつて、自分を見放そうとしたことがありました。 まぁ、慈悲を…

「え」の思い出…

大阪版の「え」は、 「閻魔の色事」です。 閻魔大王は、常に威厳と恐怖を持ち合わせています。 そんな閻魔様の、色事の話は似つかわしくない、ってたとえです。 僕も、別の意味で、色事の話は似つかわしくないですね。 「女っ気、全くないから」 僕で“色”だ…

「こ」の思い出…

大阪版の「こ」は、 「志は松の葉」です。 松の葉で包むような小品であっても、心がこもっていれば、立派な贈り物になる、というたとえになります。 私事で恐縮ですが… この前まで、択一問題のカップ戦をやっていました。 優秀者には、賞品を出しています。 …

「ふ」の思い出…

大阪版の「ふ」は、 「武士は食わねど高楊枝」です。 先行した裏ブログでも、扱ってまして。 kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp この時は、自分の地位の低さで、逃げた?んですが… 困りましたね… あんまり、我慢ってしないんです。 結構、欲しいものはあ…

「け」の思い出…

大阪版の「け」は、 「下戸の建てた蔵はない」です。 ご存知、下戸は酒が飲めない人です。 下戸の人は酒代が要らないので、さぞかしお金が貯まるように思えます。 でも、実態はそうでもないようで。 結局、趣味や道楽にお金をつぎ込み、蔵は建たない、という…

「ま」の思い出…

大阪版の「ま」は、 「待てば甘露の日和あり」です。 「甘露」には、いろんな意味がありまして。 ・中国で、仁政を敷くと降るという、甘い露 ・不死の酒(仏教の悟り) ・上等な煎茶 ・甘い酒や甘い水 ・夏、楓などが降らすという、甘い樹液の露 どちらにし…

「や」の思い出…

大阪版の「や」は、 「闇に鉄砲」です。 闇の中の、全く的が見えない中で、鉄砲を撃ったって当たりやしない。 「闇雲、当てずっぽう、無計画」なことを言います。 裏ブログで「闇夜に鉄砲」もやりましたね。 kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp この記事で…

「く」の思い出…

大阪版の「く」は、 「果報(くゎはう)は寝て待て」です。 一般的には、「いいことは自然にやってくるから、自然に待てば良い」って感じに捉えられています。 しかしながら、実は「果」は良い結果、「報」は悪い結果のことだそうです。 つまり、「結果はコ…

「お」の思い出…

大阪版の「お」は、 「陰陽師身の上知らず」です。 陰陽師は、人の吉兆を占う職業です。 しかし、自らの吉兆は、わかりません。 そこから、「他人のことはよく見えても、自分のことはわかりにくい」という芋になります。 確かに、他人のことは客観的に見えま…

「の」の思い出…

大阪版の「の」は、 「野良の節句働き」です。 意味としては、 「普段怠けているものが、お祭りなどの時に一人働くこと」で、非常に悪いという捉え方をしていたようです。 昔はお祭りなど、みんなが楽しむ時に、働くことは罪悪だったそうです。 今は、違いま…

「ゐ」の思い出…

大阪版の「ゐ」は、 「炒豆に花が咲く」です。 炒ってしまった豆に、普通は花など咲きません。 それが、咲いてしまった!! 「あり得ないことが、起きてしまった」ことを指します。 節分の豆に炒り前を使うのは、こんな言葉にあやかってるんだそうですよ。 …

「う」の思い出…

大阪版の「う」は、 「牛を馬にする」です。 「牛を馬に乗り換える」のほうが、わかりやすいかな? 遅い牛を捨てて、速い馬に乗り換えることを言います。 「自分に有利な方につく」って意味もあり、機を見るに敏、とも言えますし、日和見主義、ずる賢い、な…

「む」の思い出…

大阪版の「む」は、 「無芸大食」です。 ハイ、僕のことですね。 とりとめて特技などもないのに、食べることだけは人並み、ってことです。 確かに、芸と呼べるものは、ほぼ、ないですね。 歌も歌えないし。 押上文庫のお客さんだと、芸事などを披露してくれ…

「ら」の思い出…

大阪版の「ら」は、 「楽して楽知らず」です。 楽ばっかりしている人は、楽なのが当たり前になってしまい、楽であることの価値すら、わからなくなってしまう、ってな意味になります。 ちょっと、電話の話を。 今は固定電話を持たない家庭があるぐらい、携帯…

「な」の思い出…

大阪版の「な」は、 「習わぬ経は読めぬ」です。 そう、習ってもいない、練習してもいないことは、できるわけがないのです。 日々の練習が大切、ってことですね。 よく、若いフォロワーさんとの会話で、「固定電話」の話題になることがあります。 正直、「怖…

「ね」の思い出…

大阪版の「ね」は、 「寝耳に水」です。 不意の出来事、あるいは情報に驚くことを言います。 もともと、寝ているとき、耳は無防備な場所ですから、そこに水の音がする、後年は耳に水が入ると驚くことから、このことわざが成立したようです。 基本、いい意味…

「つ」の思い出…

大阪版の「つ」は、 「爪に火をともす」です。 ろうそく代わりに、自らの爪に灯をともして、夜を凌ぐたとえなんですが… 今は「爪に火をともして頑張って…」なんて言われ方をしますよね。 切り詰めて、我慢して、さらに頑張って… 良い意味、あるいは格言のよ…