螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

御柱祭…

信州・諏訪の奇祭、御柱祭に行ってきました。

 
今年は申年、数え7年に一度の、御柱の年なのです。
満では、6年ですね。寅年と申年に行われます。
寅年・申年にはどちらも「うごめく」という意味があり、縁起がいいからだそうです。

本来、式年遷宮をするところを、氏子たちの負担を考え、柱を立てる形に落ち着いたそうですよ。
 
御柱祭は氏子たちにとっても、一大行事。
セレモニーやファンファーレで、なかなか賑やか!
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御柱到着。上社・本宮の二之御柱の木落としを観覧しました。
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実はここからが長い。
さすが巨木。ある程度せり出さないと、木は落ちてくれません。
 
それを見越して、こっちも観覧席で、飲食したりSNSしたり。
こんな撮影も。
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すぐ近くにJRの鉄橋が架かってましてね。
忙しくしてたら、時は流れて…
 
木が動いたのは、この特急が通過した直後でした。

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待ってましたとばかり、かけ声と気合が一気に増すと、木がゆっくり傾いて、斜面を滑り降りていきました。
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木は暴れながら落ちるので、乗り手は必死の命懸け!
傾いたら立て直し、途中で木が止まったら、押して引いてまた動かしたり!
 
落としきったところで、花火と歓声と土埃!
 
無事に果たした氏子たちの満足感が、こちらにも伝わってきましたよ。
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いいものを見せていただきました。
こちらこそ、感謝です。
 
今日見た上社はV字型の飾り・めどでこがあるのが特徴。
めどでこの上にも法被の人が多数乗って、なかなか華やかです。
木を操るのは格段に難しいとか。
 
一方、来週の下社はめどでこのない木落とし。
でもこちらは一気に木が滑り落ち、迫力満点、危険度満点!と言います。
 
実は木落としの後にも、川を渡ったり街を曳いたり、最後には各地の諏訪大社に、御柱を立てるまで、熱い祭りはまだまだ続きます。
 
 
ちなみに今回、諏訪大社の本宮にも、連れてってもらいまして。
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一番目立つ所に、一之御柱
 

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今日見たのが立つのはここ!二之御柱
 
三之御柱、四之御柱は、直接行けない、奥の方に立っていました。
担当はくじ引きで決めるそうですが、やっぱりみんな、本宮一を引きたいんでしょうね~
 
祭に関わった皆さん、信州の皆さん、お疲れ様でした。
ありがとう!