小学生の時は、昔ながらの醤油ラーメンを、当たり前のように食べてきました。
「ラーメン=醤油ラーメン」、だったのです。
ところが、父の転勤で、鹿児島県へ移住することになりました。
宿には遅く着いたので、ラーメンを頼みました。
出てきたのはもちろん、
「とんこつラーメン」!
スープが白く、ちょっと臭うラーメンは、大いなる衝撃!でした。
父はほとんど食べなかったんじゃないかな?
僕自身もその時、美味しいとまでは思わなかった気がします。
しばらく父は、醤油ラーメンを求めて、店を探したそうです。
父の中で、ラーメンは醤油以外にあり得なかったんです。
でも僕は中高生。
友達とラーメンを食べる機会は、いくらでもありました。
もちろん、とんこつラーメン!
次第に順応していき、美味しさもわかるように、なっていきました。
子供でしたし、適応出来たんでしょうね。
今ではとんこつも、普通に食べますよ。
多少臭いがあっても、平気です。
鹿児島と博多では、臭いも多少違いますね。
今では「くろいわ」ラーメンも、お気に入り♪
「こむらさき」と並ぶ、鹿児島ラーメンの名店です。
ラーメンは醤油だけじゃない。
この体験が、僕のラーメンの守備範囲を、大きく広げるきっかけとなったのでした。