昨日「日本一のモグラ駅」なる駅に行ってみました。
鉄道ファンには名の知れた駅です。
上州と越後の国境付近で、急峻で知られる谷川岳の登山口にも当たります。
鉄道は山岳地帯を抜けるため、早くから大規模なトンネルが掘られてきました。
土合駅と言えば、昔の時刻表には、こうありました。
「土合駅の下り列車の改札は、発車10分前に打ち切りとなります」
“??”でしょ。
地方では発車間際にならないと改札しなかった、ってのを知らない方も、置いといて…
今の表記はこちら
無人駅に、なっちゃいましてね…。
今回の行路。
まず越後湯沢から「上り列車」で、土合駅到着。
時間調整して、★「下り列車」で、土合駅を発車。越後湯沢に戻ります。
★の行程が、例の10分前改札打ち切りの区間になりますが…。
今は無人駅なので、改札はフリーパス。
ただ、発車間際の駆け込み乗車などしたら…、
死ぬかと…。
ちなみに越後湯沢では、こんな一献と…
こんな一杯と…
こんなお土産まで買い込んで、なかなかご機嫌♪
こんな新車で、土合駅(上り)に到着しました。
ここでの移動は、大したことありません。
1分もしないうちに、改札口へ到着。
さっきのカレーを食べ、こんなものをデザートにして…、
いざ出発!
待ちかまえるものは…
石段!
486段の石段が、立ちはだかるのです。
えーっ!!ってぶうたれても、下りるしかない。
戻る方が上り。大変なんですから。
石段には目印が付いています。
200段
50段
到着。振り返って見上げると…
そう、土合駅の下りホームは、駅舎から標高で70mも下った、新清水トンネルの中にあるのです。
なので、下りと言えども、どうやったって10分かかるわけです。
ここほど、発車間際の駆け込み乗車が意味のない駅も、ないでしょう。
石段のトンネルは、暑くもなく、寒くもなく。
気温的には快適でした。
が、ホームのある新清水トンネルは、急に温度が下がって、寒いくらい。
そんな中を、貨物列車が通過していったのは、迫力あったなぁ…!
暑さをしのぐ納涼スポットとしてか、列車に乗らない観光客も、いましたね。
「本当は入場券が、要るんですよ…」とは、言わないことにしました。。。
帰りはこんなもので打ち上げ!
最後の1個だった!
新潟の「朝取り」枝豆は、特に美味しいと定評があるんですよ。
ある夏の、1ページでした。