今でこそ、それなりの生活が送れてる僕ですが、20代、30代は常に自分を呪い、貶め、何かにつけおびえてるような、ネガティブまっしぐらな人生でした。
自信がなくて、思い悩んでばかりいた。
失敗には過剰に反応した。
完璧でないと成功と見なさず、あとは全部失敗扱い。
知らず知らずに、自分で自分を、押しつぶしていた。
何かにつけ、ダメなヤツだ、死ぬべきだ。
“ヤツ”と呼んだのは、人間の資格がないと思ってたから。
自殺を試みたことも、ありました。
不戦敗、だったけど。
でも、その頃が、落ち込みのピークだったかな。
落ち込んでる時って、際限もなく落ち込み続けるようなイメージがあるけど、実は落ち込むのにも限度がある。
失敗続きだと、次第に挑戦そのものをしなくなるので、結果的に失敗しなくなる。
会社とかに行けないのだって、最初の頃は行こうと思って行けないからダメージが大きいけど、そのうち最初から行こうと思わなくなるので、ダメージは小さくなる。
つまり、落ち込むネタが尽きて、これ以上落ち込めなくなるんです。
その時って、意外と心がニュートラルになる。
立ち直るきっかけをつかみやすくなったり、アドバイスを受け入れやすくなったり。
僕の場合は、こんなきっかけがありました。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp
もしかしたら、落ち込むときはとことん落ち込んだ方が、いいのかもしれない。
悲しいときに思いっきり泣いて、心をクシャクシャにした方が、立ち直りが早いように。
犯罪や自殺はダメだけど、多くの場合、そんなエネルギーは残ってない。
落ち込むことは、心に大きな負担をかけるから。
落ち込み尽くしたときに、見えてくるものがある。
僕の場合は、あったような気がしています。