螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

鹿児島県と姶良町の思い出・5…

 

鹿児島で出会ったもの、もちろん食関係も、たくさん!

味覚の幅、味わいの幅を、大きく広げてくれました。

もちろん、鹿児島ラーメンの衝撃は大きかったんですが、それ以外にも見たこともなかった、珍しく美味しい逸品に、数多く出会いました。

 

まず、この銀色の魚。 

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キビナゴです。

ニシン科の魚で、酢味噌和えがとっても美味しい魚ですが、傷みやすく、なかなか輸送が難しい、郷土の味です♪

 

この魚に限らず、どんな魚も、東京よりも美味しく感じましたね。

魚が、おいしく食べられるようになりました。

産地直送、という点では、流通の良さは東京の比ではなかったなかったわけです。

まぁ、今は流通も全国的に進歩しましたので、今の子は僕のような体験は、しないかもしれませんね。

 

肉類では、これがスーパーに常時あるのも、鹿児島の常識!

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地鶏の刺身。

関東では居酒屋に行かないと、口に入らない逸品です。

鹿児島の人が他へ移住して、何故スーパーに普通にないのかと不思議がるものが、この「地鶏の刺身」だそうです。

 

確かにウチも、鹿児島在住時はよく食べましたよ。

これが美味しくてねぇ~♪

ただし、ウチの父が鶏嫌いで!

しかも追い討ちに、某高級割烹の鳥刺しで、皮のポツポツの部分を見て卒倒!?

その、皮が美味いのになぁ…。

 

薩摩揚げも、店によって特徴があります。

甘いもの、そうでないもの、何か練り込んであるもの、何か挟んであるもの、…

ウチでは当時近所だった、「べっ甲屋」さんの薩摩揚げを、今でも買っています。

 

べっ甲屋のさつま揚げ〜本場・鹿児島より通販で産地直送!

 

味はほどよい甘さですが、平たく切った人参を挟んだ、「人参天」が美味しいんです。

ちなみに、現地では薩摩揚げと言うより、「つけ揚げ」って言ってましたね。

 

そう言えば、さつまいもも「からいも」なんて言ってました。

伝来元の唐の国、だと思っていますが。

中が黄色じゃなくて、白い品種も、ありましたね。

 

もうひとつ郷土料理を。

鹿児島で「とんこつ」と言ったらこれ。

ラーメンではありません。

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写真はレトルトですが、れっきとした郷土料理ですよ。

作例はこちら。
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肉はとても柔らかく、骨の髄までいけます

バラ肉を骨付きのまま、黒砂糖と焼酎をたっぷり使って煮込んでるので、どことなく焼酎の風味がします。

豪快かつ味わい深い料理です。

 

ここまでつまみを並べて、「焼酎がないぞ~」って言われそうですが、この時点では未成年。

思い出と言えば、体育祭に残された、臭~い焼酎の瓶。

鹿児島の大人たちにとって、学校行事など「飲んかた(飲み会)」でしかなかったみたいです。

 

でも、僕もその焼酎を嗜むように、なるとはね…。

焼酎については、別にやりましょう。

 

食後のデザートには、こちら。

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白くまです。

繁華街の天文館にある有名店「むじゃき」(の上の直営居酒屋)で食べたもので、ここが発祥との説もあります。

たっぷりのかき氷に練乳をかけ、みつ豆の具材やフルーツをあしらうのが本来の姿で、写真はさらにいちごシロップをかけた、「いちご白くま」になります。

暑い夏を乗り切るには、これが一番!…って、冬でも食べてたような…。

「むじゃき」でも、年間を通して販売していますよ。

 

もうひとつ、知る人ぞ知るお菓子を。

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加治木まんじゅう。

お隣加治木町(現:姶良市)の酒蒸しまんじゅうです。

甘酒の麹を使う蒸し菓子ですが、販売は旧加治木町のみ。

鹿児島空港にも、鹿児島港にも、鹿児島中央駅にもありません。

町内には有名店が存在し、写真の新道屋さんは、並ばないと買えない人気ぶり!

このアツアツをいただくのが、美味しいわけです♪

 

う~ん何かどれも食べたくなってきた…。

鹿児島グルメを再発見に、行ってみましょうかね♪

 

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