螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

鹿児島県と姶良町の思い出・7…

 

中学生でしたから、部活に入りました。

今度は鉄道研究部ではなくて…

 

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弓道部。

鹿児島では弓道が盛んだったんです。

運動部の中でも、姿勢(猫背)が良くなると、親に強く勧められて(強要されて?)、入ることにしました。

猫背は、直りませんでしたけどね。

 

あっ、上の写真は高校生の頃。

中学生の頃は、こちら。 

袴に憧れて、入部した人もいたようですよ。

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これは試合ではなく、体育祭か何かの出し物のようです。

見事に、丸坊主ですね。

今はどうかわかりませんが、丸坊主は校則で決められてて、強制でしてね。

時代ですね~

 

で、中学高校と5年半続けましたけど…、

 

当たらない。。。

 

アーチェリーと違って、的のどこかに当たればいいんですけど。

中心の円内に入れると、金的って言いますが、得点はあくまで当たった本数。

競射と言って、通常2本ずつ5回、或いは4本4本2本の10本を引いて、当たった本数を競います。

 

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10本全部当てると、「皆中(かいちゅう)」って言って賞賛されますが、僕はついに一度もなかったんじゃないかな?

 その頃から“詰め”が、甘かった…。

 

弓道には段位があり、昇段試験に合格すると、認定を受けることが出来ます。

高校生では三段まで受けることが出来ましたが、僕は結局初段止まりでした。

別に段を取っても、帯の色が変わったりはしませんが…、

確か、四段を取ると、裃の着物を着れるようになります。また五段からは、錬士、教士、範士という称号にも挑戦することが出来るようになると聞きました。

当時、九段の方が3名いらしたのかな?

 

試験は実技だけでなく、筆記試験もあります。

弓道に打ち込む理論的な姿勢を問われるわけです。

 

確か、初歩の教本には、こんなようなことが書かれていました。

 

「弓を射ずして骨を射ることこそ肝要なり」

 

なんかよくわからないですが、確かなのは、弓道は思いっきり力を入れて弓を引く武道ではない、ってこと。

指導でも最も多いのは、「力を抜け!」

余計な力が入ってしまっては、弦の力が矢に伝わらないばかりか、ブレばかりが大きくなる。

だから、力を抜く。

でも、これほど難しいことは、ないんです。

競射なんかしてると、尚更。

 

そういう意味では、精神修養には、なったかも知れません。

ただ、今ならどうせなら、カメラのシャッターチャンスに活かしたかったり!?

通じるものはあると思うんですよね。

 

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