螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

ラー麺専門店 こしがやの思い出・後…

前回の記事は、こちら。 

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

新しい作り手のラーメンを確かめに、家族で訪れました。

店は相変わらずの盛況。

 

初老夫婦の姿はなく、店主は僕と同じぐらいの年かな?男性。

あと、女性とおばあさんの3人で、経営してる模様。

 

出されたラーメンは、こちら。 

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20161030235416j:plain

見た目はあんまり変わらない。

すすってみて、麺を食べてみて、う~ん…

 

材料は同じものを使っているみたい。

美味しいかまずいかと言われれば、美味しいと思う。

しかし…

 

以前の味とは、違うと感じました。

 

でも、実は僕には、あるポリシーがあって。

 

(僕の中の)評価を下げるとき、または低い評価をつけるときは、原則、2回以上訪れること。

 

どんなに美味しいラーメン屋さんだって、足繁く通っていれば、「今日はちょっと濃いね~」とか、「少ししょっぱいね~」とか、時にはあるもんです。

でも、それはその時だけかも知れない。

それに、期待しすぎたり、こちらのコンディションが悪かったりすると、美味しく感じられないこともある。

だから、それらを踏まえた状態で、少なくとももう一度は、行くようにしてるんです。

 

で、行ってみました。2回目。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20161031000945j:image

 

残念ながら、味は一定しないみたい。

 

ちなみに、1回目に連れてった家族の評価は…、

僕もびっくりするぐらいの、酷評でした…。

 

結論としては、“自信を持って”人に勧めるレベルでは、ないかな。

今は。

 

ただ、一生懸命仕事をする店主・スタッフの、真摯な姿勢には共感できる。

こちらも、どうしても前の味にとらわれてしまうところがあって、申し訳ないと思っています。

 

のれんを受け継ぐ者の戦いは、常連さんの舌との戦いだけじゃない。

常連さんがもつ、前の味の「イメージ」との戦い。

とてつもなく、厳しいのです。

 

逆に言えば、客も前の味のイメージを、捨て去る努力が必要。

その店の存続を、願うならば。

 

この界隈では数少ない、良質な塩ラーメンを出す店です。

なくすには、惜しい。

 

なので、もう少し、通います。

時々、ね。

 

答えは、前の味でなくてもいい。

満足感をもって帰れる味に、仕上がることを願って!

 

 

 

 

 

 

半年後…

一つの答えが出ました。

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com