今朝は地震の影響で、ダイヤは大幅乱れ!
日比谷線は、中目黒から六本木、霞ヶ関、日比谷、銀座、築地、秋葉原、上野を経由して、北千住にいたる路線です。
東京では2号線になり、路線記号は「H」。
ラインカラーは灰色に見えますが、「シルバー」となっています。
「マッコウクジラ」と言われた、ピカピカステンレス・営団3000系のイメージを、そのまま継承していますね。
今は赤帯ですが、当時は「色帯はかつての等級制を思い起こさせ、好ましくない」と指導が入り、帯装飾は一切なし、ステンレス一色でした。
ちなみに赤帯は、三等車です…。
当初から相互乗り入れを考慮した路線で、北千住から先はそのまま東武伊勢崎線に直通、同線の各駅停車の大半を受け持っています。
半分以上、東京メトロの車両が来るんじゃないかな?
「日比谷線竹ノ塚駅徒歩5分!」なんて広告が、まかり通るぐらい!?
最寄りの新田駅も、各停のみの駅ですので、大半が日比谷線直通の中目黒行き。
身近ですね。
上野や秋葉原にはよく行きますし、さらにその先のJRに乗り継ぐときも、たいてい日比谷線利用です。
一方中目黒では、東急東横線に連絡しています。
かつては直通列車があり、菊名行き、日吉行き、武蔵小杉行きなんてのがありました。
実は、計画段階では東急からの乗客が多い、と予想されていました。
なので、折り返し設備は基本的に、東急線方面を向けて、造られました。
ところが、渋谷の手前で別れる東横線に比べ、北千住でつながった東武伊勢崎線が、飛躍的に便利になり、宅地もどんどん開発されて、直通旅客が急増!
最終的には東急線直通は、日中は30分に1本で十分。
一方、北千住からは、半数近くが東武線へ直通。
予想は大はずれ、でした。
現在、東武は半蔵門線直通も使って、都心への旅客を捌き、東急は渋谷からの副都心線に活路を見いだして、それぞれの道を歩んでいます。
東京メトロの車両。
「マッコウクジラ」からすると、スマートですね。
こちらは東武の車両。
かつてのクリーム色から一新されて、28年が経ちました。
ですが、どちらの車両も引退間近。
両社から新車の発表がなされています。
個人的には、特にメトロの車両は(車番的にも?)好きですし、惜しい気もしますが、やっぱり、新車も気になりますね。
その新車、竹ノ塚の車両基地に、姿を見せてるらしいですよ。
いよいよ、置き換え間近です。