螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

東西のご常連…

昨日の押上文庫は盛況!

一人で行ったので、お店の方からカウンターを指定されました。

 
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カンパーイ!

今夜は岡山のフォロワーさんに「勝手に」ちなんで、倉敷の「多賀治」からスタート。

すっきりの中に、ちょっと酸味が入ってて、なかなかいける!

 

そう言えば、僕の日本酒選び、こんなのばかり…。

ひたすらネーミングや産地などから、フィーリングが合ったものを選びます。

 

次のこちらも、産地の「洗馬」が読めたから!
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「せば」と読みます。

長野県は、塩尻の隣です。

ちょっと、重めの酒でしたね。

 

これも美味しかったけど、3本目ぐらいになると、こっちもかなり酔いが回ってきてるので、味の描写はだんだん難しくなります。
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「みやさか」は、ウチの会社の名物課長の名前だったりする…。

こんな決め方、ばっかりです。

料理に合う合わないは、ほぼ度外視。

 

でも、そもそもここでは、その点は考える必要がない!

ほぼ毎回、美味しい酒が出てきますから。

安心して、遊べるわけです♪

 

さて、

お隣はご常連、東京の歴史や風俗に非常に造詣が深い、T氏でした。

盆踊りと聞けばすっ飛んでいく、という方でもあります。

お会いするのは2度目ですが、覚えてくれてて!

結構召し上がっていた(それも、料理はお通し一本!!)ようですが、わざわざ残っていただきました。

それも、閉店まで!

 

ありがとうございます!

 

いろいろなお話が。

深川の方々の、気質のお話とかね。

「他地域の者はね、なかなか入れようとしないんだよ。

 内輪だけで盛り上がるとこがあってね。

 でもね、こっちが突っ込んで、一緒に踊って、さあ帰ろうとすると、

 『何だよ兄ちゃん!もっと踊ってけよ!!』だって」

 

「来る者は拒まず、去る者は“追う”!」なんだそうです。

 

難しいんでしょうけど、人間らしいな~なんて、思いました。

 

そんな楽しいお話が続く中、京都出身のご常連が加入。

祇園祭で鉾の曳き手をしたことがあるとか。

京都に住む方の特権ですね~

ただ、草鞋(わらじ)履きなので、足を火傷するんだそうで…。

当時アスファルトなんて、なかったですもんね。

しかも祇園祭は、盛夏!

 

過去の伝統を現代の世に残すには、大変な苦労があるんですね…。

 

去年行った葵祭なんかの話も交えて、さらに話は盛り上がる!

伝統の伝承論など、かなり突っ込んだ話も飛び出して。

結局、あっという間に終電でした。

 

最後の仕上げは、いつものこれ! 
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ハッとするような、柑橘系!

この独特な風味の酒は、いくら呑んでようが、必ず舌に残ります。

口の中をスッキリさせて、ちょっとシャンとさせてくれれば、寝過ごして南栗橋まで行くこともないかな~、なんてね!

 

いつもごちそうさまでした~!

お2人とも、お付き合いありがとうございました!

とても楽く、興味深かったです♪