螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

天草エアラインの思い出…

熊本は天草を拠点とする航空会社です。

本社も天草市にあります。

 

こんな可愛らしい飛行機で、天草、熊本、福岡、大阪(伊丹)を結んでいます。

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僕が乗った当時は、写真のボンバルティアのDHC8-100型機でした。

かなり古い機材で、整備費もかさむとして、昨年から新型機「ATR42-600」にバトンタッチしました。

写真はありませんが、デザイン等は踏襲されているようですね。

性能的には離陸最大重量が上がっていて、客席も39席から48席に増えました。

 

機体には、「みぞか」号という名前がついています。

天草(熊本・長崎)の方言で、「かわいい」。

イルカを描いた、かわいいデザインですね♪

車輪格納部の左側は女の子で「はるちゃん」、右側は男の子で「かいくん」

二人合わせると、「快晴」になるとか。

 

イルカの由来ですが、天草には野生のイルカが住んでいて、イルカウォッチングができるんですよ。

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イルカが一ヶ所にとどまって暮らしているのは、大変珍しいんだそうです。

98%の確率で、見れるそうですよ。

 

ちなみに乗ったのは、福岡便。

手書きマップがありました。

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これで見ると、機窓は左側の方が、いいかな?

でも、右側にはこんな所に、隠れキャラがいます。

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くまモン

右側のかいくん側の、車輪カバーに書かれていました。

実はこれ、右側中央窓側の席でしか、見ることが出来ません。

左側のはるちゃん側の車輪カバーは、外側を向くので、客室からは見えません。

しかも、写真に撮れるのは事実上、離陸直前のみ。

車輪を収納すると見えないし、機材が古いので、また車輪を出す着陸寸前は、電子機器使用禁止なのです。

 

 

かわいい「みぞか」号ですが、一日に天草から福岡を往復、次は熊本を経由して大阪へ足を伸ばして、天草へ帰ったら福岡を2往復。

これをたった1機でこなします。

予備機もなく、何かあったら欠航するしかない。

運行状況を気にしとかないと、空港へ行っても乗れないことも、あるわけです。

 

健気に頑張る「みぞか」号、応援したいですね♪