上野国からさらに、北上します。
在来線では、こんな駅を越えて(まだ上野国の駅ですが)
上りホームは普通の駅ですが…
下りホームへの通路は、こんな!
※ ホーム側から撮影
暗いトンネルを、約10分も下りなければなりません。
そのため、昔は下り列車に限り、発車10分前に改札が打ち切られました。
今は、いつでも入れます。
無人になりましたから。
※ きっぷは、要りますが…
貨物列車は、うまく撮れなかったな…。
地下70m、新清水トンネルの中にあります。
越後国は越州と呼ばれ、新潟県全域を管轄しますが、佐渡島だけは別の国になります。
父が載せとけと言うので…
知名度では「信濃の国」には及びませんが、よく歌われるそうです。
先ほどの上越線は「中越」への路線で、一部列車は「下越」へも直通しますが、「上越」には行きません。
JR上越線の名の由来は「上州ー越後」の路線だからです。
鉄道ファンでは当たり前の話ですが、実際、中越の南魚沼市にある「上越国際スキー場」へ行こうとして、上越市の直江津へ来てしまう客が、少なからずいるそうです。
最近開業した北陸新幹線も、上越市の駅は「上越妙高」に落ち着きましたが、途中まで一緒に走る上越新幹線への誤乗防止問題があって、かなり慎重に検討されたそうです。
僕としては、父の実家が南魚沼市にありますから、中越が一番身近ですね。
かつては六日町、大和町、塩沢町で、合併する際に新市名で悩んだとか。
八海山のお膝元ですから、「八海市」も候補でしたが、「やっかい(厄介)」に通じるとか、(八海山の)酒呑みと思われるとかとケチが付き、お米のブランドでもある「南魚沼市」に落ち着いたそうです。
八海山尊神社
珍しいお札が、売られていました。
米どころ越後としては、米を食べてしまうねずみは大敵!
猫が珍重されていたそうです。
麓に美味しいお蕎麦屋さんがありまして。
蕎麦も美味しいけど、川魚料理がさらに美味しい!
鯉こく
にじますの唐揚げ
山菜もたっぷりで美味しい♪
雪道を行ったり来たりして、訪れたのは…
冬季閉館中であることは、わかっていたんですが、位置情報SNS「ロケタッチ」で、こんなシールが入手できたんです。
地域だったり市内だったり、特定のスポットだったり、訪れるとこんなシールが発行されました。
こんなシリーズになっていましてね。
コンプリートしましたよ!
札幌駅や大崎駅など、すぐ取れるシールもいくつかある一方、ここみたいに駅から数キロ歩かないとたどり着かないスポットや、中には東京からだと、どうやっても2泊3日が必要なスポットまであったりして、コンプリートにはかなり難易度の高いシリーズだったんですよ。
こんなシールも、ありました。
下越・新潟市内の会社なんですが、結局もう一人、19枚しか発行されませんでした。
僕が取ったシールでは、最もレアなシールですね。
こんな会社だそうです。
下越ではこんな温泉地が、印象的でしたね。
咲花温泉は、SL「ばんえつ物語号」の沿線ということで探したんですが、行ってみたら、エメラルドグリーンの温泉!
阿賀野川の畔で、雄大な景色を眺めながら、ゆったりとお風呂を楽しむ。
数多くの温泉を訪れていますが、ここは別格です。
そのSLの、通過シーン。
この列車は行き違いで撮りましたが、SL乗車時は必ず、途中駅で乗るか降りるかして、全線は乗らないことにしています。
なぜなら…
「発車/到着シーンが撮影できないから!」
どの列車も乗って楽しい列車ばかりですし、乗らないと鉄道会社の収入にならないので、乗る主義です。
ですが、走行シーンだけは、乗っていては絶対に撮れない。
でも、途中駅で乗り降りすれば、それが可能になるわけです。
そう言えば、こんな温泉もありましたね。
月岡温泉。
新潟県内の日本酒が各店舗に常備してあって、おちょこを買うと、3杯まで試飲が出来ました。
「ぽんしゅ館」
ここも、県内93蔵の日本酒が用意してあります。
つまみは味噌だったりキュウリだったり、最低限!
本当に「越後の日本酒」を楽しむ施設です。
日本酒にも色々あって、ほのかに甘いもの、キレで勝負のもの、後味のよいものなど、様々。
押上文庫の影響もありますが、この違いがわかるようになった、って言うことは、齢を重ねてきた、ってことでもあるんでしょうね。
次は8・三河国です
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
前の国は、こちら
6・遠江国