螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

松本市と長野県の思い出・5…

松本のシンボルと言えば、これをおいて他にはありません。


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松本城

別名は「深志城」です。

元々は小笠原氏の居城ですが、安土桃山時代石川数正が入り、息子・康長と共に、城と城下を整備しました。

 

黒塗りの壁は、城を引き締めて見せますね。

「烏(からす)城」ともいわれます。

同じ字でも「烏(う)城」だと、岡山城になります。

 

岡山城は、後楽園の借景になったりして、見事な景観を見せますが、松本城はさらに壮大。

アルプスの山々が、広大な借景です。

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特に、雪を被ったアルプスの背景は、なんとも言えず素晴らしい!!

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松本城を撮るには、冬から春に限ります。

 

この前初めて知りましたが、最近はライトアップもするんですね。
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今度は白い漆喰が、浮かび上がります。

 

水面にも映してね。
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こちらは小高い丘、城山(じょうやま)公園から。

遠くからでも、美しく見えます。
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松本城は、関ヶ原以前から存在する城であり、日本に4つしかない、国宝に指定されています。

 

太平の世になった江戸時代。

城、特に天守などは使い道がないと、物置のように使われたり、壊されて別の建物になった例も、あったと言います。

火事で焼け落ちても、再建されなかったり。

天守にとっては不遇な時代が、260年も続いたのです。

 

そんな時代を生き抜き、城の人々も守り抜いた。

それだけでも、国宝としての価値があると思います。

 

その「信州の宝」、日本の宝と言える、松本城ですが…

もう一人、守った人物がいます。

武将も、家来衆でもなく。

 

本当はレリーフを撮ってくればよかったんだけど…

「市川量造」という人物に、触れないわけにないかないですね。

 

明治維新

新たな時代の幕開けに、前の時代の城など邪魔なだけと、各地の城は解体の憂き目に遭っていました。

松本城も例外ではなくて、本当は松本城は、解体が決まるところだったんです。

 

そこで立ち上がったのが、市川量造ら、有志。

なんと城で博覧会を開いて、資金を集め、見事買い戻しに成功。

おかげで、松本城は今日まで、美しい姿をとどめることになったんです。

 

街の中心部にある城は多かったはずですから、跡地利用が発展を招いた例も、あるでしょう。

でも、松本城の場合は後世に残すことで、市にも市民にも、大きな財産となったんです。

そのために尽力した人々を、松本にゆかりのある者は、忘れることは出来ないのですよ。

 

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