今週のお題「もしも魔法が使えたら」
その道のプロ、達人の業は、見ててほれぼれします。
プロ野球の機敏な守備!
ドンピシャのタイミングのダイビングキャッチ!
どこまでも飛んでいくホームラン!
アメリカンフットボールのスーパーキャッチ!!
どこまでも速いランナー!
迫力ある大相撲の一番!!
音速で突き抜けるF1レーサー!!!
バイクと共に舞うモトクロス!!!
空中を切り裂くエアレース!!!
どこまでも済んだ楽曲の音色♪
華麗なるピアノの調べ♪
惚れ惚れするバレエの舞♪
独特の間を持つ能楽の世界!
人形浄瑠璃の疾風の軽業!
安全とサービスを両立する、駅員さん!
4分間隔の新幹線を制御する司令室!
三次元の頭を持つ、航空管制官!
いや、別に達人でなくても、身近にもたくさんいます。
どんな人とでも仲良くなっちゃう人
電話応対でバッチリ、ヒアリングができる人
苦情を言われつつも、しっかり情報を取れちゃう人
計算を一度として外さない人
この処理ならこの人、社内情報を全部知ってる人
柔らかな物腰で、目上の人にもズバズバ言える人
いじられながら、実はみんなのことを観察してる人
常に落ち着いて、何が起きても動じない人
いつも適切な判断が下せる人
仕事に家庭に両立している人
75になっても、まだ請われて勤める人
料理の腕と人をせかす能力なら、誰にも負けない人
僕から見たら、みんな「魔法がかかっている」ようです。
“じゃあ、魔法をかけて、このうちの誰かになりたい?”
このうちの誰かには、なりたいと思いません。
僕は、自分自身に魔法をかけたい。
この人たちと、上手く付き合っていけるように。
いい関係を持てるように。
いい関係を保っていられれば、別に自分がその人たちと同じになる必要は、ないのです。
彼らにお願いすることは、彼らの能力を活かすこと。
彼らが喜んでやってくれるような、そんなお膳立てができる人間になりたい。
ステータス値は、「三国志」では「魅力」に相当かな?
もちろん、日々の生活や仕事、人との付き合いなんかが、この値に影響するとは思います。
でも、人事を尽くして天命を待つ、ここぞ!というような時に、この値を引き上げる魔法があるといいかな~、なんて思いました。