今回の旅の、締めくくりです♪
近鉄が誇る、「観光特急しまかぜ」
私鉄界でもJRを入れても、最上クラスの特急列車です。
由来は行先・賢島。
つまり「志摩国」を吹き抜ける風、車内の心地よさをイメージしたそうです。
もちろん、志摩の英虞湾の島々も、イメージとして入ってるかな?
こんな上質な特急列車ですが、近鉄はなんと、3編成も作りまして。
乗ることになる第三編成(右)の隣には、第一編成が並び…
発車後すぐに、第二編成ともすれ違いました。
各編成は週に1日ずつ、運休日がありますが、週末はフル稼働!
近鉄の三大都市、大阪、京都、名古屋に、志摩の風を吹き込むわけです♪
僕が乗るのは、京都行き!
いろんな都合で京都行きにしたんですが、実は乗車時間が一番長いのが、京都行きなのですよ♪
シートは大型!
2人+1人の、JRならグリーン車並みの配置ですから、横にも広く、前との間隔も広い!
歩き通しで疲れた足も、ゆっくり伸ばせます。
乗車後、おしぼりと記念乗車証が配られました。
裏には日付入りのスタンプが押されます。
さて、しまかぜにはこの「プレミアムシート」の他に、展望シートや個室もあります。
個室は一人旅には縁がないですが、そばを通ったら、みんな楽しそうにやってましたよ♪
一人旅でも楽しめるのは、こちら。
「カフェ車両」!
「つばめ」のビュッフェ以来、久々に、本格的な食堂車の登場です。
このために、昼を赤福氷のみにしたのですよ…。
まずは地ビールで、カンパーイ!
神都ビール。
明治のビールを、復刻したものだそうです。
ほどよい苦みとバランスの良さは、古さを感じません♪
メインはカレーと迷いましたが、松阪牛のカレーは、実は近日、食べる機会がある!?ので、こちらにしました。
魚介のピラフ。
これもいいですね~!
やっぱり伊勢志摩は、海の幸。
今でも宇治山田(伊勢市)から上本町に向けて、行商人専用の鮮魚列車が走るそうです。
レジカウンターには、お土産や弁当を販売するスペースもあります。
さんま寿司と白ワインをシートに持ち帰って、二次会♪
とろけるさんま、でしたよ♪
三重は尾鷲の名物だそうです。
楽しく過ごすうちに、列車は大和八木駅で、京都方面に進路を変えます。
正確には、新ノ口連絡線!
京都方面と伊勢志摩・賢島方面とを直通する列車のための、短絡線です。
大和八木駅は、東西の大阪線と、南北の橿原線が直行する、立体交差駅。
人は階段を使ってくれますが、電車はそうは行かないですもんね。
時間は楽しく過ぎて、京都の一つ手前、丹波橋で降車しました。
本当はここから京阪に乗って、交野市を目指すつもりでしたが、大雨で!
でも、見送る画が撮れたから、いいかな?
雨っぽい感じの。
近鉄はいい特急列車を造りましたね。
料金は特急券の他に、さらにしまかぜ車両券が要るんですが、乗ってみて、決して高いとは思いません。
それだけのスペック、サービスを持っていますね。
券は1ヶ月前から取れますが、また運良く取れたら、利用したい特急です。
上質の空間を味わいに、ね!