前日より、紀伊国・白浜にお邪魔しております。
紀伊田辺のNさんに、お世話になりましてね♪
車を出してもらいました。
今回のテーマは、「大辺路(おおへち)」。
熊野古道の一つです。
熊野古道は、熊野三社を巡る、山側の中辺路がメインルート。
海側を巡るルートは遠回りになる上、峠も幾つかあり、厳しい道だったそうです。
その大辺路周辺のスポットを、めぐっていただきました。
個人的なスポットは除いても、かなりあちこち連れてってくれましたよ♪
すさみ町はイカの街♪
周参見駅にて。
Nさんは撮り鉄さん。
この辺のダイヤは、頭に入ってるそうです。
少し波立つ、磯。
これぐらいが、普通とか。
外海ですもんね~
ここで、車を北側へ。
狭い山道を抜けて現れたのは…
「一枚岩」
その名の通り、巨大な岩です。
高さ100m、幅は500m以上もあります。
火山岩の流紋岩が、崩れずに姿を現したものだそうで、これだけの大きさで残るものは、きわめて稀。
国の天然記念物です。
そんな岩にも、木々が生えるのね。
この畔では、「ジビエバーガー」を。
鹿肉のバーガーです♪
なかなかジューシーな上に、ゆず胡椒が効いてる!!
美味いですよ♪
さらに進んで、虫喰岩!
一枚岩と同じく、流紋岩質の凝灰岩ですが、こちらは浸食、風化を受けて、こんな虫喰状態になってしまいました。
他にもスポットを幾つか。
この「古座川橋梁」、鉄道や旅行雑誌なとで、よく使われるそうです。
二級河川なんですね。
大まかに、水系が大きいか、都道府県をまたげば一級河川、都道府県単位の管理なら二級河川、市区町村単位なら準用河川になります。
(例外もあります)
普通河川は、どこの管理でもない川です。
それは、“普通”では、ないような気もしますが…。
実は埼玉県は、すべて一級河川。
二級河川ですら、珍しくてですね…。
この岩、多分、誰が見ても「鯛岩」と名付けますね♪
柱のような細長い岩が林立する、橋杭岩。
この辺りは奇岩の宝庫です。
雨も多いし、風も強い。
波も高いし、川も急流。
浸食、風化の条件が、 揃ってますね。
大島(紀伊大島)へ渡ると、スポットが幾つか。
日本初の、回転式の灯台とか。
あまり高くない、可愛らしい灯台です。
螺旋階段で、上に上がることが出来ます。
上がったら…
トンビ(かな?)が、優雅に舞っていました。
風に乗って。
船とともに。
ここは、日本とトルコの友好の地でもあります。
昔、遭難したトルコの軍艦を、日本が助けたことがありまして。
明治天皇に謁見して、歓待を受けた帰りだったそうです。
台風により船は座礁、沈没。
500人以上が命を落としたそうです。
それでも、樫野の住民は、言葉も通じない困難の中、一心に遭難者の救助・介抱に努めました。
このことが、今でも日本・トルコの友好に、大きく貢献しているのです。
その慰霊碑が、近くに建っています。
さらに、本州最南端。
…の、先!
潮岬。
こちらは半島の先です。
こちらにも灯台が建ちますが…
駐車場にいた車に、猫ちゃん!
車の下に寝そべって。
エンジン掛けたら驚いて逃げましたが、エンジンルームまで入っていると、回転部とかで死んでしまうこともあります。
(車も、大ダメージ!)
だから、エンジンを掛ける前に、車体をコンコンと叩いてやると、いいそうですよ。
こちらの灯台は、中に入れます。
重厚な入り国の中には、螺旋階段と…
ねじれ階段!
急な上に、身体をよじらないといけません。
海と台地と。
潮御崎神社を、上から失礼!
ハイビスカスも、咲いてました。
南国ですね~♪
ピンバッジ、ゲット!
灯台の隣の民家。
特徴のある石垣ですね。
当地は台風も多く、気象的には厳しい土地。
石垣の他に、生け垣なども多く、家を守っているそうです。
駐車場に帰ってきたら…
Nさんの車に、猫ちゃん!
車、好きなのね…
ドアロックを外したら、音で気づいて、出てくれましたよ♪
この後は、お土産タイム!
各地の名産集めに、あちこちを回ってくれました。
この田舎漬は前、通販で買ったので…
今回はちょっと他では手に入らないものを、買いましたよ♪
塩分20%!
少しずつ、いただきますね。
Nさんと別れて、飛行機へ。
順調に飛行して、15分早着!
旅は、終わりを告げたのでした…。
Nさん、2日間も、何から何までありがとうございました!
地元の方による、見どころ満載!
楽しさ溢れる「大辺路の旅」でした~!