諸事情で、職場で作業の日曜日。
時間は遅いけど、いつもの通勤路を、自転車で。
普段の朝は、小学生の子供たちが、ぞろぞろ連なる歩道。
今日は人っ子一人、いませんが…。
ぷぅ~んと、いい香りが漂ってきました。
木犀の香り。
天然の、芳香です。
秋ですね~
そう言えば、遊佐未森さんが、歌でこの木犀を歌ってたっけ。
恋の、終わりの歌。
秋の花なんで、芳香の中にも、一抹の寂しさを感じさせる花ですが、実は日本の金木犀は雄株しかないので、決して結実することはないんだそう。
そんな悲しい運命も、歌に織り込んだのかな?
運命とはいえ、別れ難い芳香を持つ、木犀。
切ない気持ちが増した、秋の通勤路でした。