螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

素人の散歩…

黄金餅の思い出…」が、久保町まで来ています。

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

 “素人の、いい加減な散歩”、なんて謳ってはいますが、それでも記事にするためには、やっぱりスポットや地名の、謂われとか由来とか、調べる必要があるのです。

 

拙い、調査力ですけどね。

 

それでも今はインターネットがあるので、様々なことが調べられます。

ピンポイントの調べ物は、インターネットが向きますが、調べ方によっては、関連の情報まで、結構わかったりします。

 

僕みたいな素人もいる、玉石混交ですから、質という点では、図書館にはかなわないですけどね。

 

でも、素人には素人の、目の付け所があるわけで、こちらのニーズに合ったものが、いくつかヒットするわけです。

 

ありがたいことです。

皆さんいろんな視点から書いていらして、大変興味深いですね。

 

時には二説以上、ヒットすることも。

でも、このパターンは実は、困るんですよね~

多くは、どっちも確からしいし。

限られた資料だし、読み解き方も、稚拙。

とても、どっちかなんて選べません。

 

こうなると、「両論併記かな…?」

時間も、限られてますしね。

 

でも、この時はもう少し、キーワードを変えたりして、調べてみたんです。

 

そしたら…

 

なんと、両論を結び付けるような資料が出てきた!

 

それによると、2つの説は、“時期がずれていた”

詳細は書きませんが、A説が起こった後に、B説が起こったとすれば、2つの整合性はもちろん、他の事象とも辻褄が合う。

そう、両方とも正しかったんです。

 

嬉しかったですね~♪

そう、パズルが組み上がったような、感激です。

歴史系趣味の、最大の醍醐味だと思います。

 

でも、ここでもう一つ教訓。

 

「歴史・民俗において、特に素人が、物事を断定するのは、非常に危険」

 

ですよね~

 

今回だって、「A or B」じゃなくて、「A→B」だったわけです。

それに、黄金餅のお噺の時期がわからない以上、そもそも断定なんて、できないわけです。

迂闊に議論なんかすると、もっと造詣の深い方に、たしなめられる事になるのです。

 

 

でも、実はこんなことも考えまして…。

 

特に素人にとっては、その、「断定できないこと」こそ、歴史・民俗に触れるにおいては、より楽しいんじゃないか、とも思います。

 

あんな説もある、こんな説もある。

もっと違う説が出てくるかもしれない !

ワクワクしませんか♪

 

プロや学問家なら、正しいものを求めなきゃいけないかも知れませんが、幸いなことに!?僕は素人。

新説を唱えたり、他説を否定したりする資格はないけれど、いろんな説に囲まれて、それらで遊び楽しむことは、許されると思う。

茶化したり、誤解を与えたりしない程度になら。

 

そのために、「黄金餅の思い出…」には、毎回あの「素人の散歩」の前文を、必ず添えてるんですよ。

「僕は素人!」とね。 

 

「※ この記事は落語「黄金餅」からインスピレーションを得て作成しておりますが、内容は素人の散歩であり、地理、歴史及び落語の研究には主眼を置いておりませんので、ご了承願います。」