今週のお題「芸術の秋」
電車が駅について、座っていた女性が、ぱっと降ります。
青いベレー帽の、若い女性。
駅は「獨協大学前」…
芸術家、かな…?
獨協大学は文系大学で、強いのは語学ですが、ベレー帽はフランス・バスク地方の帽子だそうです。
海外でのベレー帽のイメージは、2系統ありまして。
一つは「アーミー・ベレー」
軍服として、世界各地で着用されています。
主に「略帽」、簡易制服や迷彩服などの際にも被れる帽子として、重宝されているそうです。
でも、自衛隊のベレーは、陸上自衛隊のみですし、そもそも日本では、それほど軍人に親しむ?機会はないですから、ベレー帽のもう一つのイメージ、「芸術家のアイテム」ってイメージが、広がったのでしょう。
特に絵描きさんが、多いようです。
日本では手塚治虫や藤子不二雄らが、ベレー帽姿をよく見せていました。
作品中でも、自らをベレー姿で描いてたりね。
ベレー帽に包まれた頭脳から、あんな色彩こんな構図。
見る人の心を、打つわけです。
漫画家さんだったら、あんな発想こんな展開!
…「漫画家」だって、立派な芸術家ですよね!
創作力をかき立てる、つばのない、柔らかい帽子、ベレー帽。
普通の帽子が全然似合わない僕でも、似合うかな?
絵心が全くと言っていいほど伴わないのが、何とも残念ではありますが…。