螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

おせんさんとアコちゃん・「我が街・草加」の思い出・14…

草加駅東口の東屋に、ちょこんと正座して、一心にせんべいを焼いています。

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「おせんさん」です。

数人が座れるテーブルの一席に座っています。

そう、他の休憩者に紛れて、ひたすらせんべいをね。

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(他に一人でも座ってると、撮影できません…)

 

おせんさんには伝説があり、せんべいを考案した人物とされています。

 

おせんさんは団子屋さんで、売れ残った団子が固くなってしまうので、どうにかならないか、いつも頭を悩ませていました。

そしたら、お侍さんがヒントをくれて。

「団子を丸く潰して、網で焼いたらどうか?」

これなら、固くなった団子も美味しく食べられると、評判に。

参勤交代の行列が食べて、地元に広めたこともあって、いつしかこちら「煎餅」が、草加の名物になっていったのでした。 

 

これを美味しく食べてるのは、「アコちゃん」!

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こちらは反対側の東屋に座っています。

このすぐ近くには「アコス」という商業ビルがあり、それから命名したそうです。

 

その「アコス」にも、由来がありまして。

草加 Soka」をひっくり返すと…

 

像の作者は草加市生まれの彫刻家、麦倉忠彦氏によるものです。