草加駅東口の東屋に、ちょこんと正座して、一心にせんべいを焼いています。
「おせんさん」です。
数人が座れるテーブルの一席に座っています。
そう、他の休憩者に紛れて、ひたすらせんべいをね。
(他に一人でも座ってると、撮影できません…)
おせんさんには伝説があり、せんべいを考案した人物とされています。
おせんさんは団子屋さんで、売れ残った団子が固くなってしまうので、どうにかならないか、いつも頭を悩ませていました。
そしたら、お侍さんがヒントをくれて。
「団子を丸く潰して、網で焼いたらどうか?」
これなら、固くなった団子も美味しく食べられると、評判に。
参勤交代の行列が食べて、地元に広めたこともあって、いつしかこちら「煎餅」が、草加の名物になっていったのでした。
これを美味しく食べてるのは、「アコちゃん」!
こちらは反対側の東屋に座っています。
このすぐ近くには「アコス」という商業ビルがあり、それから命名したそうです。
その「アコス」にも、由来がありまして。
「草加 Soka」をひっくり返すと…
像の作者は草加市生まれの彫刻家、麦倉忠彦氏によるものです。