出雲-福岡便で利用しました。
日本エアコミューター、サーフ340Bです。
飛行機は中国山地を左に見ながら、福岡を目指します。
機内では、こんな地図が配られます。
伊丹空港や福岡空港、鹿児島空港や種子島・屋久島などを網羅しています。
裏返すと…
鹿児島からの離島便も、担当しています。
というか、ルーツはむしろ、こちら。
日本エアコミューターは、離島便や離島間アクセスの改善を目指して、鹿児島の離島各自治体が出資、当時の東亜国内航空との合弁会社として、奄美市内に誕生しました。
当時は19人乗りのドルニエ228を3機所有、奄美大島から与論島、沖永良部島、徳之島、そして本土から直行便がなかった喜界島へのアクセスを提供していました。
当時僕は鹿児島在住で、ドルニエが描かれたチラシも見ましたし、ラジオでは運行情報や空席情報も、聞きましたよ。
やがて会社は大きくなり、日本エアシステム、今の日本航空の地方路線担当として、その地位を確立しています。
それでも、こんな手作り感覚の地図を配るなど、創業当時の精神を忘れないでいるのが、うれしいですね。
飛行機は無事、福岡空港に到着しました。
実はこの飛行機、まもなく退役が決まっています。
新型のATR42-600が導入されるまで、最後の頑張りです。