窓口では、国際郵便を引き受けることもあります。
物が入る場合、小包でも小型包装物でも、「輸出」になるので、相手国が受け入れ可能な物でなければ、引き受けてはいけません。
国によって、禁制品は異なります。
危険物はどの国でもダメですね。
花火を断ったことが、あった気がします。
後は国によってまちまちで、防疫上だったり、商業上だったり、様々な物が引っかかるようなっていました。
中でも厳しかったのが、オーストラリア。
食品類はハナから断っていましたね。
そもそも、包装物にも食品が描いてあると、返されてしまうのです。
国際小包やEMSの重さは、国により30kgまでOKでしたから、開封のまま持ってきて、測ってくれって言われて、測りに載せてはあれを入れ、これを出して…、なんてことをするお客さんもいました。
送料がそれなりにしますから、なるべく一度に送りたいんですよね。
あと、料金を聞いては、記念切手を貼って貼る人もいました。
今はわかりませんが、当時の記念切手は文化財など日本的な物が多く、海外の受取人には喜ばれたんだそうですよ。
なお、海外からの郵便で、課税されてくる小包もあります。
窓口渡しの場合もあり、「税付郵便物」といいますが、ここでの顛末は、また回を改めて。
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