豊前国から、西へ。
福岡県西部は筑州、筑前国です。
筑前と聞いて、これを挙げないわけにはいかないでしょう。
まだ朝早いのに、この熱気!
やってきました!
「博多祇園山笠」です!
山笠が止まったんで、何とか撮れたんですけどね…。
市内の櫛田神社の例祭で、朝早くに山笠を繰り出しますが、多くの祭が山車の大きさや切り返し、ぶつけ合いを見所にする中、この博多祇園山笠の最大の見所は、「タイムトライアル」。
いかに速く櫛田神社に奉納し、その後も歩を緩めずに、30分前後でゴールするという、とにかくスピード重視のお祭りです。
なので、朝ご飯の時間には、お祭りのメインは終わっています。
もっとも、氏子たちは「反省会」ですけどね。
その、櫛田神社。
祭の時はもちろん大賑わいですが、博多の総鎮守で信仰篤く、参拝客が絶えません。
筑前国には、重要な神社が、まだいくつかあります。
神功皇后が植えたという、綾杉。
杉の葉が綾のご紋に似ているから、この名前だそうです。
こちらは筥崎宮。
「敵国降伏」の額が、有名です。
ただし、武力ではなく、徳を持って相手を自ずから降伏させる、って意味ですよ!
ホークス他、福岡に本拠地を置くチームが、必勝祈願をすることでも知られます。
そう、もちろん我らが聖地、ヤフオク!ドームも、筑前国にあります。
チタン製の開閉式ドームは、日本では唯一のものです。
7回には黄色い風船が場内を埋め、
勝てば喜び、
今度は白い風船!!
花火が上がり…
ルーフオープンは、光が差し込むところがきれいです。
僕がヤフオク!ドームで負けたのって、多分2回だけ。
それも、ある意味忘れられない試合でしたけどね。
片や、8回までに8失点、9回に8失点…
片や、コカコーラシートでの観戦…
さて、ヤフオク!ドームに来たら、必ず訪れる場所があります。
15番通路。
「藤井ゲート」です。
藤井将雄。
背番号15。
炎のセットアッパーとして、厳しい場面に登板、火を消し続けた男です。
当時若かった、投手陣のまとめ役としての貢献も大きく、1999年の初優勝は、彼なくしてはあり得ませんでした。
しかし、翌年に肺炎を患い。
実際には末期の肺がんで、V2を見届けて、帰らぬ人となりました。
ダイエー時代からのホークスファンなら、忘れることのできない選手。
僕はドームを訪れると、必ずここで、手を合わせるのです。
「選手を、ファンを、見守っていてほしい」と。
さて、勝ったあとに祝勝会を挙げるなら、ここがいいでしょう。
「大しま」
実は、フォロワーさんの龍ケ崎のTさんが、九州出張をよくしていた頃、馴染みになった店なんです。
僕に、教えてくれましてね♪
お造りに…
Tさんお薦め・角煮!
焼酎に切り替えて…
何故か、これがあった!
「めふん」
鮭の血合いの塩辛です。
ちょっとしょっぱいけど、美味いんですよ♪
北海道の知り合いから、仕入れているそうです。
ラーメンも、Tさんのお薦め!
赤のれん 節ちゃんラーメン
完食したけど、普段大盛りとか替え玉とかしない僕が、大盛りにしとけばよかったと、後悔するぐらいの味でしたよ。
Tさん、紹介ありがとうございます。
でも、たまには顔ださんとね(大しま大将)
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