螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

壱岐国の思い出…

筑前国から、高速船で!

なんと、かのボーイング製らしい!
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 「壱州壱岐島へ向かいます。

 

壱岐長崎県

でも、経済圏はどちらかと言えば、福岡で。

高速船やフェリーは博多ふ頭から出ます。

 

飛行機はオリエンタルエアブリッジが、長崎空港まで運行しますが、この日は機材繰りで、欠航!

時化る海を、フェリーで帰ることになりました…。
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さて先ほどの高速船、郷ノ浦港に到着です。
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島内では、壱岐交通のバスが利用できます。

デザインは古いけど、平成生まれらしい!
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降りたのは「國分岩屋」ですが、あるのは「鬼の窟」
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実はこれ、古墳なんです。

写真は横穴式の、石室!

かなり、大きいです。

 
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こちらはちょっと山の中に入った、笹塚古墳。

中に入れます。

真っ暗だけど。

でも、だんだん目が慣れてきますね。

 

ちょっと、順番前後します。

こちらは「風土記の丘」
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昔の暮らしの営みが、再現してあります。

社会科授業の小学生が、よく訪れるそうです。

 

井戸とか
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農家の納戸とか
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こんなものも!
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今の子は、なんて思うのかな?

 

 

こちらは、掛木古墳。

風土記の丘に、ほど近い古墳です。

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石室に入れます。

中の空間は思ったより、広い!!

巨石をくり抜いたという、独特な石棺が、その姿をとどめています。

 

風土記の丘を少し下ると、「百合畑古墳群」

古墳、古墳、古墳!
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壱岐には256もの古墳が存在します。

何故こんなにたくさん古墳が造られたのかは、よくわかっていないそうです。

 

極めつけは、こちら!
「双六古墳」(“そうろくこふん”と読みます)

 

これまでと違い、前方後円墳
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全長91mは、長崎県最大!

スマホを横にしても、入り切りません。
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各地に古墳は存在しますが、縁に水がたまったり、ひいては開発されたりして、その全容を見られるものは、なかなかありません。

これだけはっきり、鍵穴形の前方後円墳の形が見て取れるのは、非常に貴重な遺産だと思います。

 

ちなみに壱岐高等学校には、「歴史専攻」コースがあるそうですよ。

若くして歴史に目覚めた少年少女が、島内外から集まってきて、島に残る“教材”の研究に、いそしんでることでしょう。

 

神社で気になったのは…
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月讀神社。

暦に関係のある神社だそうです。

 

壱岐国分寺跡にほど近い、國片主神社。
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いろんな祈願スポットを集めています。

 

あらまぁ!
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その隣には、明治期に各地の戦争に散った、本郡出身者の霊を慰める、鎮魂碑が建っていました。
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当時の海軍大将・東郷平八郎の名が刻まれています。

 

手を合わせて、壱岐を後に…
するはずだったのに!

 

冒頭書いたように、飛行機が欠航して、お帰りは長崎空港から、芦辺港へ!

 

…まぁ、車窓観光は、できましたけどね。。。

 

原の辻遺跡

古墳時代のさらに前、弥生時代の遺跡です。

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魏志倭人伝」にも載ったという、「一支国」の資料館、一支国博物館
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今度はこの辺りをターゲットに、訪れましょうかね。

 

あと…

「欠航した飛行機のリベンジ!!」

 

 

次は61・対馬国です。

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前の国は、こちら

59・筑前国

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