自立。
僕の場合は、高校を卒業、大学に進んだ時に、一人暮らしを始めたのが、「自立の始まり」でしたね。
高校まで。
学校でやることは、先生が決めてくれた。
家でやることは、両親が決めてくれた。
それが、一人暮らしをすると、誰も決める人がいない。
自分自身で、決めていくわけです。
もちろん、まだ学生ですから、学校にも両親にも、依存するところはあったと思います。
それでも、日々の生活に関しては、自分で決める、自分の裁量が増したことは、確かです。
その後、就職しても一人暮らしでしたから、経済の面でも全て自分でやりくりしていました。
今は独身・親元ですから、当時の方が、自立していたかもしれません。
まぁ、今でもお金は別会計で、賃料相当は払っていますけどね。
実際、誰も決める人がいないと、最初は戸惑いますが、徐々に楽だって思うようになります。
一方で、本当に適切な選択をしていかないと、その結果は自分が負うわけです。
部屋が汚くなったりとか、食べ物がなくなったりとか。
バイトをしないと、お金が足らないとか。
電話の前で何日も逡巡しながらも、バイトの電話がかけられたのは、やっぱりお金が必要って背景があって、それが最後に背中を押したから。
親に言われたわけではなく、自分で決められたわけです。
一方で、怠けることも、自由。
怠けすぎて留年した代償は、もろに受けることになりました。
結局、大学卒業相当の就職は、できなかったわけですから。
留年したことの教訓と言えば、
「結果を検証しすぎることなく、踏まえて次の行動を起こす」でしょうか。
ゲームと違って、結果は変えられないし、やり直しもきかないですから。
検証や振り返りは必要ですが、し過ぎて後悔しても、無意味。
結果を踏まえて、進むしかないわけです。
自分がする行動を自分で決め、その結果を受け入れる。
アドバイスは受けるけど、最後に決めるのは自分。
それだと、結果が悪くても、人のせいにはしないですよね。
こんな感じにできることが、自立だと思っています。