螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

第九…

年も瀬近いですね~

僕は父と、恒例のコンサートに行きます。

昨日とは、全く対極の曲!
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MAXフィルハーモニー「第九」

今年で3回目です。

 

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父は第九大好き、巨匠(母)は大嫌い。

なので、「外で聴いてこい!!」って言われる父。

父を連れ出して、この時期は第九のコンサートに出かけてました。

いろんな楽団のを聴いて、どれもよかったけど、行きつけの押上文庫で、この楽団を紹介されて。

お客さんに、プロのマリンバ奏者がいて。

第九では、ティンパニを叩くんです。

 

以来、年末はこのコンサートを、必ず聴いています。

前売りならチケット代、たった千円!

 

さて、演奏開始です。

今年の1曲目は、「G線上のアリア

優雅な調べです。

その次の「きっとまた会える」は、別のアンサンブル団体が、アンコールのために作った曲だそうで。

「ありがとう、また来てね~♪」って思いが、あふれている曲でした。

 

10分やって、休憩。

正確には、舞台替えの時間ですね。

 

いよいよ第九、スタート!

もちろん、ティンパニは最初から活躍!!

鳴り響いていましたね~♪

 

第九と言えば第四楽章ですが、僕は第三楽章の優雅な曲調も好きだし、第二楽章もティンパニの見せ場が多くて、聞き所がたくさんありますね。

 

第三楽章終了後、合唱団が入ってきます。

第四楽章。

激しく始まりますが、ひとしきり演奏して静まり、あの旋律が、静かに流れてきます。

最初はベース系から。

後に弦楽器に広がり、画像になります。

そして、ソロの登場!

「おお友よ!このような音ではない!」

 

実は、それまでの楽章の、否定なんだそうです。

以後は、歓喜の合唱が、高らかに歌い継がれます。

 

今回はソロの4人は、みんなよかったですね。

声量的に弱い人がいないので、バランスよく、声が伸びやかに届きましたよ!

 

盛り上げては抑え、また盛り上げては抑え、ってのは、日本の祭りに似てるってのは、一昨年ので書いたかな?

日本人には、特にフィットする曲だと思います。

そして、歓喜、極まって~♪

 

指揮者の古澤氏も、伸びやかに情熱的に、タクトを振るっていましたね~!

実際、指揮者の仕事の大半は、舞台に立つまでなんて言いますが、舞台でもこれだけ躍動的に振ってくれると、聴いてる方もホント楽しく聴けますね!

一体になるように!!

 

ありがとうございました。

今年も、素晴らしい第九でしたよ♪

 

さて、この演奏会のアンコールは、決まっています。

プログラムにも、ちゃんと書いてあります。
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そう、日本の歳末になくてはならない曲。

それが、「第九」と「蛍の光」なわけです。

紅白歌合戦で、最後に藤山一郎指揮で、みんなで歌って年を送るのは、恒例ですね。

 

ひとしきり合奏の後、指揮者がこちらを向いて…

「さあ、皆さんも一緒に、今年を送りましょう!」

 

みんなで合唱して、盛り上がって!

なんか、今年のことをちょっと、思い出したりしてね。

ちょっとしんみりしながら、歌い、聴きました。


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ありがとうございました。

今年は僕は、よい年だったと思います。

良すぎて、来年が怖いくらい。

 

でも、今年を無事に送り出して、来年もいい年にしたいですね。