螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

丹後国の思い出…

丹波国から、さらに北へ。

同じく丹州の、丹後国です。

京都の北部、舞鶴市宮津市などですね。

 

この前、旅行に行ってきました。

当初は宮津市だけの予定でしたが、その前のパート、シャロSさんとの旅が、順調に予定を消化したので、後半の僕の旅に充てられる時間が、大幅に増加!

日程を組み替えた結果、それまで予定になかった、舞鶴行きが実現しました。

シャロSさん、ありがとう!

見事な、タクトでしたよ!!

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

その舞鶴は、東舞鶴駅から入りました。

113系でしたね~♪
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しばらく歩くと、いかにも廃線の転用!って歩道に出くわします。
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北吸隧道。

「中舞鶴線」という、東舞鶴から舞鶴港を結ぶ路線だったそうです。
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なので、ここを進むと、港へ一直線ですね!

 

舞鶴市役所を過ぎると、レンガ造りの建物が並ぶ、一画があります。
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舞鶴赤レンガパーク、ってなってますね。

資料館もあります。
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舞鶴にとって、レンガは非常に馴染みの深いものだったようですね。

レンガは強く、風雪にも耐え、密閉性もありますから、港での軍用庫には最適だったのでしょう。

レンガの色は、焼いた時の温度が関係するそうですね。

 

その、舞鶴港はすぐそばです。

海上自衛隊の艦船を見られる場所もあります。

圧倒的に、でかい!!
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艦船に詳しい川西のPさんが、「あたご」と教えてくれました。

何でも、「イージス艦」だとか。

10万馬力!!

でかいわけです…

 

パンを、食料と、問題に。

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肉じゃがとかは、船に積め、長期保存出来る食材で出来るメニューですね。

 

カレーも、その一つ。
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ホルモンは柔らかく、食感も楽しめましたよ♪

潜水艦などは、曜日感覚がなくなりやすいので、金曜日をカレーの日にしているって聞きました。

 

さて、この辺で、次の目的地、天橋立がある、宮津市へまいります。

京都丹後鉄道!
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こんな一日券を手に!
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天橋立へは、一度行ったことがあります。

基本、そのルートですが、ちょっと、アレンジしてね♪

 

まずは、知恩院へお詣りします。

文殊菩薩、知恵の神様ですね。

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知恵の輪も、有名スポット!
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ひっきりなしに記念撮影の舞台になりますが、交代する時を狙うと、人なしの写真が撮れますよ♪

 

前回は歩いて天橋立を進み、帰りに船に乗りましたが、今回は逆で。
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延々と続く、天橋立

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こうやって、天橋立を横に見るのも、乙なものです♪
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船には、カモメの大群!
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船でも餌を売っていて、それを乗客がくれることを、カモメもよく知っています。

 

さて、ロープウェイで上がると、笠松公園!

こんな風に上から見るのも、定番ですね♪
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でも、ここでの名物「又覗き」をすると、こんな感じに!
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実はカメラが、わざわざ絵をひっくり返す機能を持ってるんですね…

なので、わざわざ逆転させた絵を作りましたが…

このブログに持ってくると、反転補正が無効になるようで、そのまま載せました。

 

これも、名物ですね。

「かわらけ投げ」
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あの輪を狙って投げるんですが、なかなか上手くいきません…。

 

お土産を、買うことに…。
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こちらはもちろん、食べられます。

 

ところで、予想よりも時間があり、その後は豊岡への移動だけだったので、ここに行くことが出来ました。
専用のバスで、専用の山道を登って…

成相寺
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仏様のお顔がとても良い、素晴らしいお寺です。

バス代を払っても、お詣りすべきだと思います。

 

本堂内部は、通常は撮影禁止ですが、この「真向の龍」は、撮影が可能でした。
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こっちを向く、龍!!

迫力があります。

 

こちらは、「一願一言の地蔵さん」。

一言でお願いしなければいけませんが、その一言を、必ず叶えてくれると言います。
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もしかしたら、欲張って一言にたくさん練り込む人も、いるかもしれませんが…。

本当に一言で、お願いしましたよ。

 

こちらは「撞かずの鐘」
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鐘を鋳造した時、「金を出すぐらいなら、自分の子供を差し出してもいい」と、寄付を断った母親がおりまして。

ところが、鋳造を見物していた母親は、誤って我が子を、煮えたぎる炉に落としてしまって…

できあがった鐘の音は、撞くと子供の泣き声のように聞こえると言われ、供養のため、一切鐘を撞くのをやめた、という、悲しい言い伝えがあります。

 

こちらは、麓にある丹後国一宮・元伊勢籠神社

境内は一切撮影禁止なので、お守りを求めました。
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水琴のような、チリンチリンと、とてもいい音がします。

 

さて、帰りはいよいよ、天橋立を歩きますよ~!
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天橋立は遊歩道になっていて、歩きか自転車で進むことが出来ます。

いろんな謂われのある、松もたくさんあります。

 

これは、三方に伸びているので、「知恵の松」
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「三人寄れば文殊の知恵」に、因んでいます。 

 

これはまるで僕みたいな!?ぶっとい「千貫松」
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2本の松が美しく伸びる、「夫婦松」です。
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あ、もちろん海岸に出ることも出来ますよ。
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この日はちょっと、風雨が強かったですけどね。

 

神社もあります。

天橋立神社。
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こちらはその隣にある、「磯清水」です。

水が、湧くんですよ。

しかも、「真水」が!!
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そう、天橋立は海の上です。

なのに、何故か真水が湧くんです。

不思議でしょ~!

 

水質の都合で、テイスティング出来ないのは、残念ですが…

 

さて、今回は対岸から来ましたから、ここがゴールです。

「回旋橋」
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よく見ると…

弧を描いてるでしょ♪
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回るんですよ。

船を通すために。

 

最近では観光用に回すことが、ほとんどです。

 

さて、無事に駅まで戻ってきました。

お疲れ様でした~!

お気に入りの傘が、役に立ちましたね~♪
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ビールで、カンパーイ!

次の目的地へ、向かいます。
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…とその前に。。。
天橋立駅の、このロッカーを。
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実は、こんな思い出がありまして。

前回来た時は、この日よりも荷物が多く。

当然、ここに荷物を預けました。

 

天気もよく、天橋立を満喫!

さぁ、帰ろう!!と、ホームへ。

…荷物を出すことなく。。。

 

気づいたのは、列車到着直前!

取りには戻れたものの、所定の列車に乗り遅れ。

後続の列車で追いましたが、行程は小浜線経由で敦賀に入り、北陸本線を金沢まで行って、寝台特急「北陸」の、しかもA個室で帰る予定で。

結局、途中の敦賀までしか、到達せず。

「やっちゃったな…」と。

 

でも実は、タダでは終わりませんで…。

僕、実はここで、思わぬ成果を、2つも挙げています。

 

1つめは「気比の松原」へ行けたこと。

敦賀までしか到達しませんでしたので、敦賀で長い時間が空きました。

その間に、“歩いて”気比の松原に行くことが出来たんです。

 

確かに、真っ暗で波も高くて、非常に不気味でした。

よく、拉致されなかった!なんて、今でも思いますが、三大松原(三保・気比・虹)の松原制覇は、この時行っていたから、達成できたんですよ。

 

もう一つは「急行きたぐに」に乗れたこと。

敦賀から先の列車はないって思っていましたが、駅に降りてみると、実がまだ、列車がありました。

そう、米原方面から北上して、新潟まで走る急行「きたぐに」が、運転されていたんです。

しかも、583系という、世界的にも珍しい「寝台特急電車」に、乗ることが出来たんです!

 

まぁ、寝台としてではないにしろ、この車両に乗る機会は、この時が最初で最後でした。

貴重な、機会だったんです。

 

確かに、1万5千円近くする寝台券のフイは、僕にとってもとても残念ではありましたが、この2つの巡り合わせで、半分以上は回収できたかなって、今は思います。

 

天橋立で買ったお土産、開けましたよ!
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整然とした、カタクチイワシ
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後を引くほどの、美味さでしたよ♪

 

 

次は70・但馬国です

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の国は、こちら

68・薩摩国

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