今週のお題「理想の老後」
父はもう、77歳になります。
なりますが、「サラリーマン」してます。
週2~3日ではありますが、元気に通っていますよ♪
自らの意思で続けられる、自営業ならともかく(これも大変ですが)、この歳で雇われる口があることは、とても素晴らしいことで、身内とは言え、憧れ、尊敬するところです。
実際、僕らが高齢者になる頃は、これは当たり前になると思います。
現在、年金のための資金が足りず、給付額を下げたり、支給開始を遅らせるよう、論議がされてるようです。
それと同時に、厚生年金の被保険者資格、つまり、現在70歳までの加入資格の引き上げも、検討されているようです。
これが延長されると、70歳を迎えても、働く以上は年金保険料を支払わなければなりません。
同時にこれは、受給資格の引き上げも意味します。
年金保険料を払いながら、年金を受け取ることは、制度上、出来ないからです。
さらに、この加入資格が延長ではなく、「期限撤廃」になることも、あと20年もすれば、あり得ると思っています。
僕ら、ベビーブーム世代ですからね。
急に増える年金支給を抑えるためなら、政府はやるでしょう。
そうなると、たとえ高齢であっても、働くと年金はもらえず、逆にいつまでも、年金保険料を払い続けることになるのです。
「それなら、70歳になったら仕事を辞めれば?」って、思うかもしれません。
でも、僕ら40代ぐらいの世代では、年金だけで生活するのは、とても無理だと言われます。
給付水準は、これからも下がるでしょうからね。
つまり、両取り出来ない「年金と仕事の二択」になったとき、多くの人は、仕事を選択せざるを得ないのです。
たとえ、年金保険料を払ったとしても。
そう、僕には「リタイア」はない、と思っています。
確かに、仕事を選択したとしても、その道は厳しい。
先に書いたとおり「ベビーブーム」ですから、競争相手は多いですし、企業の多くは、出来れば若い人の方が、欲しいでしょう。
だから、せめて心構えだけは、持っていたい。
「一生、働く」と。
身体も心も、いい状態を維持し、技も経験も、たくさん積まないといけませんね。
父を見ていると、やっぱり生き生きしていて、若いです。
また就職活動するのは大変ですが、何とか職を見つけて、人生を全うしたいと思います。