螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

納めの第九…

多分、今年最後の出歩きです。

大門駅を降りて…

 

「芝大神宮」

祭神が天照大御神豊受大神なので、「関東のお伊勢さま」と呼ばれているそうです。
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年越しの祓。

人形の紙に住所と名前を書いて、奉納します。
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そして、今年最後の御朱印をいただきます。

御朱印はネットには載せない主義なんですが、いただいた道中お守りと、生姜飴を。
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かつて、この神宮の周りで、生姜がよく植えられていたそうです。

秋祭りは「だらだら祭り」と言い、その時も生姜が、売られるそうですよ。

 

 

大門の手前を、左折。

増上寺の門ですね。
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地名の整理の際、この地域は小さな地区があまりに多数あったため、「大門」という名でまとめることにしたそうです。

 

最初にいった時は、改修工事中でしたね。

今は立派になりました。

 

会場は、メルパルクホール
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演目は、この時期ですから…
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第九の演奏会です。

「MAXフィルハーモニー管弦楽団」は、第九のために編成された、プロアマの管弦楽団です。

実は、馴染みの店「押上文庫」のお客さん、プロのマリンバ奏者のOさんが所属していて、ティンパニを叩きます。

お店で同席した時に「是非来てね!」と♪

その縁でもう、4回目の訪問になります。

 

今回は父が所用で来れなかったので、一人での鑑賞になります。

 

この演奏会は、自由席。

たいてい、左側の席を取ります。

パーカッション部隊が、よく見れるんですよ♪

Oさんのティンパニは後方ですが、前半の曲の時は、パーカッション部隊に加わるようです。

 

演目はまず、ベルリオーズ「ローマの謝肉祭」

実は、当会は既に、9回目の公演。

作品番号9のこの曲に、こだわったそう。

この楽団は、結構洒落っ気があって、前々回かな?スターウォーズの扮装で演奏!弦までセイバーのように光らせたり!

なかなか、楽しいことをやってくれます♪

 

曲は流れるような、美しい曲。

初めてですが、安心して聴け、いいムードにしてくれる曲です♪

パーカッション部隊も、活躍がありましたね♪

 

2曲目は同じくベルリオーズの、「ファウストの劫罰

有名な曲ですが、実は「中学校で、掃除の時間にかかってた曲!」なので、非常に馴染みのある曲です。

何となく苦悩を思わせる展開から、超微小音量部分。

校内放送では聞こえない部分も、しっかり聴けました。

後は、どんどん盛り上がってね♪

 

2曲とも、ムードを盛り上げる、いい曲でした♪

 

休憩の後、第九です。

第一楽章は、華々しく!

交響曲の、幕開けです。

ティンパニも響きますが、途中でもう一人加わって、さらに大音響に!

パーカッション部隊で活躍する、ロマンスグレーの男性奏者も、おなじみの方です。

 

第二楽章は、いろんな楽器が活躍する楽章。

特に好きな楽章です。

ティンパニも、各所で大活躍しますしね♪

気持ちを、高めていきます。

 

パーカッション部隊も、各所で活躍しますね。

「パーカッションは、何でもやる!(Oさん)」よろしく、大太鼓、小太鼓、トライアングル、シンバルと、入れ替わり立ち替わり♪

ボレロ」では銅鑼が入りますし、曲によっては空砲!がある場合もあります。

 

奏者って基本的には、スペシャリストですよね。

その楽器の、プロ。

でも、パーカッションの方は、いろんな楽器を担当するようですね。

ロマンスグレーの男性奏者も、ティンパニ補助の他、大太鼓も担当。

それぞれの楽器が、簡単ってわけじゃないでしょうから、対応力が要りますよね。

 

そう言えば、仲良くしてるシャロSさんは、トロンボーンが専門なんですけど、先日のコンサートでは、シンバルを担当したとかで。

曲冒頭の一発目から出番なんで、「緊張した~!」って、言ってましたよ。

今日もパーカッション部隊を、よく見れる位置にいましたが、シンバルにも叩き方が、いろいろあるようですね。

打ち鳴らしたり、擦るようにしたり。

バチで叩く場面も、ありました。

音量も、大きかったり小さかったり。

いろいろ、難しいようですよ。

 

大音量もそうですが、微小な音を出すのも、技術なようで。

シンバルと大太鼓が、神経を使いつつ、小さな音を出していましたね。

指示された音量が、あるでしょうし、小さ過ぎて客席に聞こえなければ、意味がない。

タイミングと音量に全てをかける、大変難しいパートと思います。

 

第三楽章は、ちょっと鎮める楽章。

中には「寝る楽章~♪」なんて言う方もいますが、きれいな音楽の楽章なんですよ♪

流れるような、美しい音楽です。

 

途中で、弦楽器が弦をはじく場面があり、これに呼応するように、あっちこっちで聞こえるのが、面白いですね。

 

「ジャジャジャーン!」が鳴ると、だいたいあと5分です。

 

第三楽章終了後、合唱隊入場。

この楽団は、ここで時間を取って、合唱隊を入れます。

ソリストも、入ってきます。

パーカッション部隊も揃って、第四楽章!

 

第四楽章は、それまで主題が、出ては引っ込むって構成。

否定してるらしいです。

主旋律も、結局バリトンが「こんな歌ではない!」と、一喝してるし。

 

バリトン始め、ソリストは4人とも、いい声でしたね♪

「ユニット」として。

演奏会によっては、アルトが弱いとか、テノールが強すぎるとか、ありますが、4人がバランス良く、歌っていましたね♪

 

ここからは、盛り上げては鎮め、また盛り上げては鎮めして、徐々に盛り上げていきます。

前も書きましたが、第九は、日本の「祭り」の雰囲気に近い。

そう、御神輿が御宮前で、入ろうとしては戻り、また行こうとしては戻り、ってやつ!

日本人の魂の奥底と、第九はシンクロするんだと思います。

 

パーカッション部隊も、活躍していましたね~!

ティンパニも高らかに、響きます。

主役が楽器から、弦楽とか女声とか、群になっていき、だんだんまとまっていって!

 

高揚と満足感と共に、曲は終わりを迎えました。

「あぁ、今年もいい演奏だったな…」

指揮者かつ主宰の、古澤直久さんの、喜びいっぱいの指揮ぶりが、全てを物語っていましたね♪

 

指揮者の仕事は、その大半が演奏前で、奏者をまとめて音楽を形作ることにある、とは聞いたことがあります。

でも実際の演奏で、奏者を引っ張り、手綱を捌いて、最後は一つにまとめていくのを、この人は見せてくれます。

伸びやかな、踊るような指揮ぶりの中、主役が来る楽器にはちゃんと向き直って、指示を出して。

「行くよ~!頼むよ~!」ってね♪

 

奏者をまとめ、最後は大きな力、歓喜の力になって!

観客をも巻き込んで、酔わせる力が、この人にはありますね。

 

素晴らしい、演奏でした。

 

さて、アンコールの前に、パンフレットを手に。

この演奏会のアンコールは、決まっています。
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蛍の光

スコットランドの民謡ですが、日本では紅白の最後に、藤山一郎指揮で演奏する曲。

日本ではこの曲も、歳末を思わせる曲です。

 

ゆったりとした旋律が演奏されて。

指揮の古澤さん、おもむろにこちらを向き直って…

「さぁ、みんなで歌いましょう~♪」

 

ちゃんと、パンフに用意してありますんでね♪
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みんなで、合唱します♪

この歌を歌うと、いよいよ今年も終わり。

年の瀬の感じが、高まりますね。

 

ありがとうございました。

いい年越しが、出来そうです。

 

せっかく都心に出てきたので。

文教堂 浜松町店」
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この店、(東京モノレール乗り換えの)場所柄、航空雑誌が多数あるんですが、実は…

ある方と、初めて会った場所で。

今年一年、仲良くしてくれました♪

 

その人に、関連のある問題を…
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アニメイトも、納め。

CDに、グッズに、出題に!?

大変お世話になりました。
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TSUTAYAも、各所に通いましたね~
僕にいろんな作品を、見せてくれました♪
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草加松原で、TSUTAYAも納めます。

 

諸々を納めて、今年もあと、1日です。