螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「弓道」・しりとりの思い出・18…

ブログで何度か登場したかな?

中学・高校は、弓道部でした。

在住した鹿児島では、盛んでしたからね~♪

 

これは、中学時代。

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当時、男子は丸刈り強制でしたから、坊主頭でしたが、袴を着ると、決まるでしょ!

この、袴姿に憧れて、入部した人も多いそうですよ。

 

でも、通常はこんな格好で、練習します。

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上はTシャツです。

ボタンのあるものは、弦が引っかかって、ボタンが飛んでしまうので、着用できません。

胸のある女子は、胸当てをします。

 

弦と言えば、右手の離し方が悪いと、弦が変な動きになって、左腕に当たる!!

当たる上に、擦っていきますから、傷になって、ものすごく痛い!!

この写真の高校時代は、もうあまりありませんでしたが、始めた頃の中学では、冷やすためのコールドスプレーの、常連でしたよ。

 

弦は当たるのに、的にはなかなか、当たりませんで。

もちろん、狙い所ってのがあるんですけど、1回1回の動作がみんな違うのが、僕なんで…。

中学では十射のうち、最も当たって四中。

半分以上当たることは、ありませんでした。

高校でも、ついに皆中(十射十中)は、一度もありませんしたね。

九中も、あったかどうか?

 

弓って、力を入れて引く(“射る”、よりは“引く”って言葉を使いました)ってイメージがありますが、一番指導されたのは、「力を抜く」

右手に力を入れて、力任せに引いても、離す時に余計な力が加わり、的へ飛びません。

むしろ、肩と肘を使って、骨格で引くイメージなんですよ。

 

弓道の教本の出だしは、

「弓を射ずして骨を射ること、最も肝要なり」とありました。

全身を使って、弓を引くわけです。

 

そうそう、昇段試験もありましたね。

筆記試験もあるんですよ。

 

十段までありましたが、当時鹿児島には、九段が3名、いらっしゃいました。

僕は初段止まりでしたが、高校で取れるのは、三段まで。

五段以上から、錬士、教士、範士という称号も、受けるチャンスが出てきます。

 

四段以上になると、いわゆる紋付き袴を着ての、納射が出来るようになります。

納射の場合、引く前に、紋付きから腕を抜く動作が加わります。

それを補助する介添え役と、矢を回収しに行く役の3人で、納射を行います。

 

このレベルになると、もはや、当たる当たらないの問題じゃない。

動作からあふれる、気品が重要になってきます。

実際、持った矢が落ちたり、弦が切れるなどの、トラブルが起こることもありますが、落ち着いて対処することが重要と、何かの会合で聞いたことがあります。

 

大学の時、弓道部があったんで、迷ったんですけどね…。

入ってたら、違う人生になったかも知れません。

 

でも、実はゴム弓という、練習道具を持ってましてね♪

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出っ張るお腹は、気にしないで…

 

 

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