ニックネームである「韓隅錦矢(からすみきんや)」の隣、IDを見ていただくと、「kiha-gojusan-hyakusan」とあります。
「キハ53」は実際にあった形式で、街も田舎もそれなりに走れるディーゼルカーを目指した車両。
前後両方に運転台があって、山岳用にエンジンを2基載っけると、キハ53という形式になります。
100番台は、長い編成を組むために、ブレーキなどを改良した車両。
当時は空圧でブレーキ指令を伝えていたので、長い編成にはそれなりの対策が必要だったのです。
街も田舎も走れて、坂にも強くて、しかも長編成にも対応。
完璧なように見えますが、実はこのキハ53形100番台、たった2両しか作られませんでした。
後継のキハ40系列が全国を席巻したことと、都市部に近い路線はどんどん電化されていったのが、原因だそうです。
…で。。。
ん?2両??って気づいた方、鋭いです。
この「キハ53 103」号車は、架空の車両です。
日の目を見ることなく…。
でももしかしたら、図面ぐらいは起こされていたかも知れません。
改良も、施されてたりして!?
想像を膨らませることにします。
キハ53の写真をほとんど持っていないのが、残念ではありますが…。
結構乗ってるはずなのに…。