特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
今となってはいつ読んだのかも、どこで読んだのかも、定かではありませんが、ジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」は、印象に残っていますね。
3人の男が巨大な砲弾に入り、大砲から発射されて月を目指す、というもの。
でも、軌道的には地球へ帰ってきてしまう、という。
壮大な、家へ帰る旅なのでした。
今はもう、よく覚えていませんが、3人しかいない、閉鎖的な空間。
その中で、議員と大統領を決めた行だけは、なぜか覚えています。
地球へ帰る頃。
この速度この加速度で地球にぶち当たったら、どうなってしまう!?
登場人物と共に、本気で心配し、あれこれ考えたり。
でも、最後は余裕綽々で、3人でトランプでもしていたんじゃなかったかな?
なぜかは…、読んでみて下さいよ。
その後何年かして、映画「アポロ13号」がヒットしました。
これも原作を読みましたが、同じくこれも月には行けず、「壮大なGo Home」。
今から思えば、同じようなテーマですね。
一つ断っておくと、後から世に出た「アポロ13号」の方が、事実を元にしていること。
図らずも、事実が小説をなぞったことに、なったんですね。