子供の頃は、運転系の職業に憧れていました。
男の子だから…、って、今は書けないです。
各社に優秀な女性運転士さんが、いらっしゃいますもんね。
小学生の頃は、夢は電車の運転士、だったかな?
おもちゃの模型を持っていましたし、実際にいろんな電車に乗る機会がありましたしね。
自分で運転したい!って思うのは、自然なことだったように、思います。
中学生になって、鹿児島に移り住むと、飛行機が身近な乗り物になりました。
乗る機会も何回かありましたが、鹿児島空港が比較的、近かったんです。
初フライトの興奮と感動は、今も忘れられません。
鹿児島空港には大型機の他に、中型機やYS-11もいましたし、セスナの宣伝飛行も、よく飛んできました。
なので、大型機でなくても良かったし、空中で止まってられる、ヘリコプターなんかも魅力的だなぁ~なんて、夢を膨らませてた中学時代でした。
高校生になり、大学選びではいろいろ悩みましたが、航空大学校、防衛大学校も、候補に入っていましたよ。
この頃から、各職業を具体的に調べるようになりました。
鉄道運転士や飛行機パイロットも、もちろん!
ナニナニ…、
厳しい訓練が必要!
→受けましょう!
何度も試験を受けなければ、資格を維持できない?
→受けましょう何度でも!
盲目飛行ってなに!?
→(チョットコワイケド)やりましょう…
酒とかの節制が必須!
→酒なんか飲まない!(当時は…)
英語ができないと!
→頑張る…
でも、次に来たのは…
視力一定以上!
制限値はあまりよく覚えていません。
でも、次の条件は忘れもしない!!
「裸眼で」!!
実はこの時、裸眼視力は両目とも、既に0.01!
視力検査表の一番上も輪っかに見えて、係の方に「一歩前へ!」って言われてしまうほどの、近眼だったのです。
ゲームのやりすぎを悔いても!慌ててビタミンAを摂っても!
こればっかりはどうしようもない。
運転系は諦めざるを、得ませんでした。
“眼力”が、足らなかったのです…。
その後、乗り物は完全な“趣味”に戻りました。
見たり乗ったり、撮ったり買ったり(グッズ類)…。
乗り物で旅行をすると有利な?位置情報SNS、ロケタッチやswarmでは、日本全国に友達ができて、視野も広がりました。
それはそれで、十分楽しさを感じてます。
後にフライトシミュレーターや、電車の運転ゲームもやったけど、たとえ眼が良かったとしても、僕には難しいことがわかったし。
それでも、曲がりなりにも職を目指したことで、交通機関に対する見方が変わり、多面的になったかな、とも思っていたり。
“乗り物”というファクターが、人生をより楽しく、豊かなものにしてくれているのです。
好きなものを仕事にすると、うまくいく。
実は今の僕もそうです。
でも、本当に好きなものは、趣味として取っておくべきだ…。
この意味での“眼力”は、間違ってなかったかも、しれませんね。
Netflix火花お題「夢と挫折」
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