鹿児島で出会ったもの、もちろん食関係も、たくさん!
味覚の幅、味わいの幅を、大きく広げてくれました。
もちろん、鹿児島ラーメンの衝撃は大きかったんですが、それ以外にも見たこともなかった、珍しく美味しい逸品に、数多く出会いました。
まず、この銀色の魚。
キビナゴです。
ニシン科の魚で、酢味噌和えがとっても美味しい魚ですが、傷みやすく、なかなか輸送が難しい、郷土の味です♪
この魚に限らず、どんな魚も、東京よりも美味しく感じましたね。
魚が、おいしく食べられるようになりました。
産地直送、という点では、流通の良さは東京の比ではなかったなかったわけです。
まぁ、今は流通も全国的に進歩しましたので、今の子は僕のような体験は、しないかもしれませんね。
肉類では、これがスーパーに常時あるのも、鹿児島の常識!
地鶏の刺身。
関東では居酒屋に行かないと、口に入らない逸品です。
鹿児島の人が他へ移住して、何故スーパーに普通にないのかと不思議がるものが、この「地鶏の刺身」だそうです。
確かにウチも、鹿児島在住時はよく食べましたよ。
これが美味しくてねぇ~♪
ただし、ウチの父が鶏嫌いで!
しかも追い討ちに、某高級割烹の鳥刺しで、皮のポツポツの部分を見て卒倒!?
その、皮が美味いのになぁ…。
薩摩揚げも、店によって特徴があります。
甘いもの、そうでないもの、何か練り込んであるもの、何か挟んであるもの、…
ウチでは当時近所だった、「べっ甲屋」さんの薩摩揚げを、今でも買っています。
味はほどよい甘さですが、平たく切った人参を挟んだ、「人参天」が美味しいんです。
ちなみに、現地では薩摩揚げと言うより、「つけ揚げ」って言ってましたね。
そう言えば、さつまいもも「からいも」なんて言ってました。
伝来元の唐の国、だと思っていますが。
中が黄色じゃなくて、白い品種も、ありましたね。
もうひとつ郷土料理を。
鹿児島で「とんこつ」と言ったらこれ。
ラーメンではありません。
写真はレトルトですが、れっきとした郷土料理ですよ。
作例はこちら。
肉はとても柔らかく、骨の髄までいけます♪
バラ肉を骨付きのまま、黒砂糖と焼酎をたっぷり使って煮込んでるので、どことなく焼酎の風味がします。
豪快かつ味わい深い料理です。
ここまでつまみを並べて、「焼酎がないぞ~」って言われそうですが、この時点では未成年。
思い出と言えば、体育祭に残された、臭~い焼酎の瓶。
鹿児島の大人たちにとって、学校行事など「飲んかた(飲み会)」でしかなかったみたいです。
でも、僕もその焼酎を嗜むように、なるとはね…。
焼酎については、別にやりましょう。
食後のデザートには、こちら。
白くまです。
繁華街の天文館にある有名店「むじゃき」(の上の直営居酒屋)で食べたもので、ここが発祥との説もあります。
たっぷりのかき氷に練乳をかけ、みつ豆の具材やフルーツをあしらうのが本来の姿で、写真はさらにいちごシロップをかけた、「いちご白くま」になります。
暑い夏を乗り切るには、これが一番!…って、冬でも食べてたような…。
「むじゃき」でも、年間を通して販売していますよ。
もうひとつ、知る人ぞ知るお菓子を。
加治木まんじゅう。
甘酒の麹を使う蒸し菓子ですが、販売は旧加治木町のみ。
町内には有名店が存在し、写真の新道屋さんは、並ばないと買えない人気ぶり!
このアツアツをいただくのが、美味しいわけです♪
う~ん何かどれも食べたくなってきた…。
鹿児島グルメを再発見に、行ってみましょうかね♪
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