渋谷から表参道、赤坂見附、新橋、銀座、日本橋、神田、上野を通って、浅草に至る路線です。
東京では、いや日本最古の地下鉄道ですが、東京では3号線。
路線記号は「G」です。
ラインカラーは「オレンジ」となっていますが、今の主流はほとんど黄色の、この車両!
上野-浅草間の開業当時の車両にちなんだ、レモンイエロー!
ベルリン鉄道の車両を、参考にしたそうですよ。
葛西にある、地下鉄博物館にて。
当時は、こんな車両だったそうです。
1927年。昭和2年のことでした。
当時既に、自動改札だったのは、ちょっと驚き。
どっかで聞いたことあるでしょ?
そう、シャープの創業者・早川徳次氏と、同名なんです。
ただし、シャープは“とくじ”氏、地下鉄は“のりつぐ”氏。
どちらも、偉大な実業家です。
さて、話を戻して…。
車体を彩る鮮やかな黄色は、子供に大人気。
時々登場する、越谷のHさんの息子さんも、この電車が大好き!
かつては銀色の電車が大半でしたが、彼はこの黄色い電車が来るまで、テコでも動かなかったとか。
「なかなか先へ進めない…」のが、悩みの種だったそうです。
今や、この黄色い電車・1000系は、40本近い全編成のうち、30編成以上を占めるようになりました。
パパの悩みは、解消かな?
逆に銀色の01系は、下書きを書いている時点で、残り2編成。
僕はというと…、稀少となってしまった01系にも思い出が。
第34編成の2号車。
車番は“01234”。
「カウントアップ・ストレート」なんです。
0始まりの。
ぜひ、乗っておきたくて…
でも、確率は1/38。
ひと駅乗って、違って、見送って…
またひと駅乗って、違って、見送って…
なんてことを繰り返したり。
バカバカしいでしょ。
所要時間は倍以上。
でもね、こういうことの方が、思い出に残るもんなんですよ。