螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

器…

昨日はおなじみ、「押上文庫」!

9時頃に入ったので、最初のお客さんが、そろそろ帰る頃。

カウンターで、おしゃべりしながらの、楽しいひととき♪


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むかごの素揚げ。

シンプルながら、止まらないうまさ!

 

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真鱈の白子。

強調します!「真鱈」♪

スーパーに並ぶ介宗鱈の白子も、それはそれで美味しいんだけど、やっぱり味わいが全然違う!

円やかです♪

 

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蒲鉾は自家製 !

蒲鉾は魚介製品!ってことを、再認識♪

 

逸品揃いです♪

 

お酒は都合、3合。

最初に頼んだのは、長野のお酒「雲山」。

そういえば、酒蔵所在地が「長野」の酒は、初めてかも。

聞いたら、善光寺近くの酒蔵とか。

狭義の長野市、ですね。

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出してくれる時、店主の文庫さんが一言、

「この器でないとね~」

 

いただいたら、これがなかなか!

軽いテイストながら、“キレ”が、ダイレクトに伝わってきます。

 

その器は…

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とっても、薄いのです。

なるほど、これなら微妙な風味も、伝わります。

逆に厚めの器だと、繊細な風味が遮られてしまうかもしれない。

素人の僕でも、そう感じました。

 

文庫さん曰く、酒でもコーヒーでも、品質は間違いないはずなのに、どうも味が出てない、ってことが、時折あるそうです。

そういう時は、器との相性が合ってないことが、多いとか。

 

確かに、舌と飲み物を仲立ちするのが、器。

デザインも視覚効果という面で、もちろん大切ですが、味を適切に伝えるという、基本的な機能が、実は重要なんですね。

 

そんなことを今更ながらに感じながら、そのことをきっちり踏まえた上で、合う器を選んでくれる、“文庫さんに感謝!”って思いました♪

 

「押上文庫」は、良質なお酒と、器を楽しむお店です。

oshiagebunco.jimdo.com