帰り道。
たまに、出会います♪
幕車!
今時のLED表示ではなく、ビニールの幕「方向幕」を使った行先表示器を、今も装備する車両です。
昔はどこにでもいましたが、今は狙ってもなかなかありつけない、貴重品になりました。
“黒幕”ならぬ、紫幕。
昔はそれこそ黒幕?もいたんですけどね~
通勤・通学に使う方は、色で行き先がわかったんでしょうね。
電車にも、幕車がいます。
こちらも、稀少品!
黒幕~(笑)
この前、久々に見つけました~♪
ひと昔前の電車には、必ず付いていたのにね。
今時のLEDは、終着駅ではパッと表示が変わって、それでおしまい。
でも、幕車が装備する方向幕には、名乗る可能性がある、ありとあらゆる種別や行先が書かれており、終着駅では折返しの行先(または回送など)が現れるまで、延々と幕を回すのです。
東武もそうですが、東急のこの電車は、種別と行先が一緒に書かれているので、例えば「(各停)半蔵門」と、「急行半蔵門」は、別の幕。
その上、走る半蔵門線や田園都市線は、小出しに延伸、延伸を重ねてきた路線なので、今では使われてない行先も!
なので、種類はものすごくたくさんあります。
この「急行半蔵門」も、今は使われてない行先ですが、幕の中には今も存在するのです。
と言うことは、目的の幕に到達するまで、いろんな種別や行先が現れては消えていき、ってシーンが、延々と見られるわけです。
これが結構、楽しくって!
終点ではついつい足を止めて、見入ってしまいます。
一方、こちらは京成の幕。
種別と行先が、独立して動くようになっています。
京成は種別も行先も数多く、しかも他社線に直通するため、行先はさらに増え、しかも途中で種別が変わったりもします。
そんな時でも素早く幕を変更するためには、この仕組みが不可欠なのでしょう。
小田急もこのタイプ。
小田急は滅多に客の前で幕を回さないので、幕が回ってるシーンは、かなりレアですよ。
ところで、鉄道趣味界では、方向幕を専門に扱う人がいます。
鉄道イベントで方向幕を買い集めたり、切り取ってフォントを採集したり。
パソコンで再現してる人も、いますね。
そこまで凝る気はなくても、手軽に方向幕の魅力を楽しめる?グッズ、見つけました♪
「方向幕梱包テープ」
引っ張ると、実際に収録されていた、電車の行先が現れる!!
買ったのは京浜東北線用ですが、電車の仕様上、山手線と横浜線が含まれており、なかなか楽しい♪
他にも中央快速線、埼京線、京葉線、常磐線のテープがありましたよ。
全部、買っちゃおうかしら!?