今週のお題「部活動」
中学、高校と、弓道部にいました。
この写真は、高校生の頃ですね。
鹿児島は武道が盛んで。
弓道も、他県よりもレベルが高かったそうです。
でも、僕のレベルは低かった。
中学の時は、ついに10射中5本当てることも、一度もなく。
高校でも、皆中(10射全て当てること)を達成することは、一度もありませんでした。
それどころか、引き方や放し方が悪いと、弦が波打つような放れになって、しばしば弦が左腕に当たる!!
これが、ものすごく痛いんです…。
特に中学時代は、しょっちゅうコールドスプレーのお世話になりました…。
弓道って、もちろん狙う場所ってのがあるし、手首が曲がったらいけないとか、引き切ってからすぐに放してはいけないとか、色々あるんですが、一番の基本は、
「力を入れないこと」
余計な力が入っていると、どうしてもブレが大きくなるんです。
弦を引くときも、決して弦を握って、力任せに引いてはいけない。
全身を使って、骨を使って、大きく引かなければなりません。
弓道の教本の一番最初に書いてあるのは、たしか、
「弓を射ずして骨を射るこそ、最も肝要なり」
だったと思います。
弓道をやる者なら、大体感覚でわかるんですけど、なかなか実行できない、会得できない点でもあるのです。
弓道では、当たらない原因を、自らに求めます。
相手のいない競技なので、自分に求めるしかありません。
度が過ぎると、過度に自分を追い詰めることになります。
うつ病には、よくなかった?
ただ、今なら、また再開してもいいかな?なんて思います。
弓を引き絞っている数秒間に、独特の雰囲気があるのです。
多分、他では味わえないような、ちょっと説明のつかない、不思議な感覚です。
この感覚がよくないと、たいてい外れます。
感覚ばっかりよくても、当たるとは限らないですけどね。
精神のいろんな修養には、なると思います。