母の日です。
裏でも書きましたが、表でも。
先日行った、房州小湊「鯛の浦」で求めた「鯛飴」です。
当地は日蓮上人誕生の地。
誕生寺という寺が建ちます。
日蓮上人の生誕を、この浦の鯛が跳ねて祝福した、という伝説があります。
このため、当地の人は鯛ノ浦の鯛を、日蓮上人の化身と崇め、食べません。
その上、この大弁天、小弁天(写真)に済むと言われる弁天様が、「ここで魚を捕る者は、必ず病にかかる」なんて言ったもんだから、漁師さんはこの島付近では、決して漁をしないそうです。
代わりに船を出して、鯛を見せます。
この辺りは真鯛の群生地で、船頭さんが船縁を叩くと鯛が寄ってきて、餌に群がる姿が見られます。
本来、回遊行である鯛が居着いて、しかも人から餌を食べることは、全国的にも極めて珍しく、国の特別天然記念物だそうです。
僕が行った日は、あまりいい写真は撮れませんでしたが、大きな魚が泳ぐ姿が見られましたよ。
船頭さんによると、ヒラマサなんかもいたそうです。
お土産も、鯛の肉を使う物は皆無。
鯛をかたどった、「鯛せんべい」が定番です。
ほんのり甘い、おせんべいですよ。
さて、「鯛飴」ですが、選ぶ上で、もうひとつのポイントが一つ。
合成色素を使っていません。
赤ダイコンだから、それなりに赤い色は出るんでしょうが…。
開けてもらいました。
おお!「鯛の色」
赤い、いい色が出てます!
これなら、あえて合成着色料は、要らないですね♪
一つ、ご相伴”
金太郎飴方式のようです。
あんまりしつこくなく、スッキリした甘さでしたよ。