予めお断りを。
「東京23区の思い出…」ではラストだった世田谷区は、今もそのまま存在するので、本シリーズでは扱いません。
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よって、 今回の旧蒲田区が、最終回になります。
「大田区の思い出…」では、羽田空港、羽田神社など、京急の空港線を扱ったので、今回は本線系を。
気になる駅名「梅屋敷」
元々この辺りは梅の名所だったそうですが、江戸時代、東海道のお休み処として整備され、茶屋なんかも繁盛したそうです。
その後廃れ、切り売りされそうになったところを、保存会が買い取って、今の公園になったそうです。
訪れたのは4月10日。
梅は終わっていましたが、
桜が、きれいに咲いていました。
南下して、六郷土手駅。
23区(35区)最南端の駅です。
六郷の渡しが、あったそう。
いつまであったかは書いていませんが、多摩川の橋は造っては流され、造っては流されしたそうで、長く渡船が重要な交通手段であったようです。
その近くには、北野天神。
またの名を「止め天神」
かつて、落馬を止める天神様として、多くの信仰を集めたそうで、
「試験に落ちない」と、
参拝する方が多く見えるそうです。
競馬のジョッキーの方も、来るかも?
命に関わりますもんね。
噺家さんやお笑いの方は、来ない方がいいかもしれません!?
“止め天神”と言うことで、「悪いことが一切止まる」との御利益もあるとか。
なんと、天神様の細道まで!
通りゃんせ~♪
僕も、お詣りしました。
「体重の増加が、止まるように!!」
土手を上ると、多摩川です。
架橋の苦い歴史を乗り越えて、今は第一京浜を渡します。
とはいえ、今は川はずっと先。
広い河川敷には、ゴルフの練習場があります。
運営する「六郷ゴルフ倶楽部」は、かつては広大な河川敷に、ゴルフコースまで持ってたとか。
この練習場は、その名残だそうです。
打席が弧を描いてるので、野球場かと思いました!?
打つ方としては、方向を定めるのが難しい練習場だと、聞きました。
反対側は、京急が渡ります。
今や数が少なくなった、一つ目の電車を迎えて。
橋の向こう側は、神奈川県です。
東京の果てまで来たところで、本シリーズも無事、読了といたします。
お付き合い、ありがとうございました。
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22・旧大森区(大田)
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