螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

この世に生を受けて…

志摩国の取材で、鳥羽水族館へ。

広くて、見応えのある水族館です。

 

もちろん「志摩国の思い出…」で取り上げるんですけど、彼らはちょっと別に取り上げたい!?

正確には「別枠にせざるを得なかった」??

 

こんな一角が、あるんです…
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世の中には「へんてこな生物」が、たんといるのです。

ちょっと変わってたり、そのせいか、ちょっと生きにくかったり?する彼らですが、懸命に生きた証が、ここにあるわけです。

 

と言っても、彼の場合は、生きる上ではそう影響はないかも?
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伊勢海老らしいんですが、まるで線が入ったように、左右で色が違う!

別に貼り合わせたわけでもないんでしょうが、なんででしょうね?

 

あっ、対人という点では、珍しくて捕まりやすいかも知れませんね。

 

こちらはちょっとおめでたな?
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ちょっとピントが合いませんでしたけど、紅白のウニだそうです。

こんな姿になるウニもウニですが、これを見て弁天様に見立てて可愛がる、人間も人間かも知れませんな。

 

同じくウニでも、こちらはやわらかいウニ。
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ただ、毒があるので触ってはいけないそうです。

針でやられるか、毒でやられるか。

ウニは美味いけど、危険であることには変わりないようです…。

 

こちらは、お袋さんにつきまとわれて、困ってるそう。
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フクロムシの仲間は、カニに寄生するんですが、蟹にはあんまりいいことはなく、このカニの場合はむしろ、生殖機能がスポイルされてしまいました…。

 

子離れ?できないと、こんな贔屓の引き倒しに??

 

Webで人気!?
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実はこのダイオウグソクムシ、何年も何年も、何も食べなくても生きていられるんだそうです。

究極の、ダイエッター??

あやかりたいような、あやかりたくないような…!?

 

コイツも相当、変!!
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名前からして、跳ねるのかな?

でも、それ以上に妖しいのが、「貝が稲妻のごとく、光る!!」

実際は光の反射で、発光はしないそうですが、十分すぎるほど、怪しい貝です。

 

今回の、MVP!

あなたの足は、8本じゃなくて!?
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多足のマダコ!!

たまに、こんな変種が持ち込まれるそうです。

時には、持ち込まれた後も、足が増えたとか増えないとか?

 

傷を受けた時の、再生異常ではないかと考えられていますが、それでは説明できない事象もあるとかで、詳しいことはわかっていないそうです。

 

 

彼らがこんな進化?を遂げたことには、理由がある場合もあるし、そうでない場合もあるでしょう。

それでも、こんな姿になってまで、生きた証をこの世にとどめられただけで、それは偉大な「成功者」、なのではないでしょうか?

 

まぁ、こんな彼らを集めて、展示して客を呼び、またそれを見に行って楽しむ。

人間も相当、変わった生物ではありますけどね…。