螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

松本市と長野県の思い出・7…

松本市を回り込むように、流れる川です。

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女鳥羽川。

「めとばがわ」と読みます。

水源はどうやら、美ヶ原。

弧を描いて松本市内を流れ、田川となって奈良井川に注ぎ、さらに梓川と合流します。

川は次第に犀川と名前を変え、千曲川を経て、最終的には新潟の日本海へ注ぐ、信濃川となります。

細い川筋ではありますが、松本市内ではお馴染みの川で、「女鳥羽」という地名やアパートがあるぐらい、親しまれています。

 

写真はないですが、小正月には河川敷で、三九郎焼がありますね。

長い木の柱を建ててね、火を燃やします。

繭玉に見立てた餅を、焼くんじゃなかったかな?

あっ、松本では左義長どんど焼き)のことを、「三九郎焼」と言います。

松本他の中信地方に多い、「道祖神」の神主に因むらしいです(諸説あります)。

 

この女鳥羽川を渡る橋「千歳橋」

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他の人が写っちゃった…。

ちなみに、読みは「せんさいばし」ですよ。

 

この橋の右側は…

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簡素ながら、活気のある店舗が並びます。

「縄手通り」言いましてね。

「縄を引っ張ったように、真っ直ぐ」って意味があるそうです。

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昔はバラックのような古い小屋が、狭い堤に並んでたんですよ。

ちょっと古いけど、人情味溢れる店主も客も多かった。

 

そもそも、ここの鳥居前でしてね。

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四柱神社

「よはしらじんじゃ」です。

松本では信仰篤い神社でしてね。

天照大神ほか、4神・4柱をお祀りし、願い事、結びの神として崇められています。

 

僕も、お詣りしました。

 

ちなみに、橋の左側は…

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六九町という別の町でした。

こちらは厩が多くて、54の厩(馬?)がいたので、この名前だそうです。

 

そう、「六」 × 「九」 = 「五十四」

こんなシャレのような町名が、本当にあったんですよ。

 

僕がいた15年前は、残念ながら既に寂れていまして。

ほぼ、シャッター街でした。

スーパーが1店、頑張ってて。

商店街はこれまたシャレの「ロック」を流したりもしてたんですが、今はもう、店は残っていないようです。

 

そういえば…

この前、押上文庫で、こんな酒を。

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「女鳥羽の泉」

 

善哉酒造。

松本市大手5丁目。

酒造所の敷地から自噴する湧き水を使った酒は、格別だったなぁ…。

 

 

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