大阪・八尾市にある空港です。
実は数年前まで、存在すら知らない空港でした。
定期路線が、一本もないからです。
かといって、軍事基地になっているわけでもなく。
「ゼネラル・アビエーション」、つまり旅客・軍事以外の航空利用、宣伝や遊覧、報道、救難、訓練、自家用、また空のレジャーに使用される空港として、古くから有名な空港だそうです。
この分野では有名な「朝日航空」が、ここに本拠を構えますね。
※自衛隊も、ここに駐屯機をもちます。
とは言え、普通に暮らしていれば、そんな用途にはほぼ、縁がないわけで。
何故知ったかと言えば…
たまたま、福岡-伊丹便の機窓で、「空から」発見!!
滑走路がクロスした、強烈な印象の空港です。
交差滑走路を持つ空港は、他には松島など、いくつかの基地。
民間空港では、仙台、新潟、羽田(A滑走路とB滑走路)とか。
ただ、滑走路の縁がわずかに交差するパターンが多い中、八尾空港は誘導路が目立たないこともあってか、滑走路が“X字”にバッチリ交差して見えますね。
運用は、気を使うんでしょうけど。
インターネットなんかを見ると、「八尾空港なんて、必要?」なんて書き込みもあったようですが、空の利用は客貨を運ぶだけではありません。
前述のように、事業用の利用は多種多様にあって、あちこちで暮らしを支えてるんですよね。
それに、空を飛ばないと、そもそもパイロットは育たないし。
鉄道でも、貨物ターミナルや訓練、研究施設、その他様々な事業用の施設があるように、各空港にもそのような場所が、確保されています。
中には、そのような事業特化の空港があっても、何ら不思議はないと思いますよ。