※ この記事は落語「黄金餅」からインスピレーションを得て作成しておりますが、内容は素人の散歩であり、地理、歴史及び落語の研究には主眼を置いておりませんので、ご了承願います。
さて、石町から日本橋に出るには、室町を通ります。
駅で言うと、「三越前」!
三越が建設費を全額出して、この名前になりましたが、そうでなければ、恐らく駅名は「室町」だったでしょう。
その、三越。
三越と言えば、ライオン像。
発注したのは、大正3年当時の支配人、日比翁助。
ロンドンのトラファルガー広場にある、ネルソン記念塔にあるライオン像を、モチーフにしたそうで、3年もかけて出来あがったライオン像は、ロンドンでも話題になったそうです。
ネルソン提督はご存知の通り、ナポレオンの攻撃からイギリスを守り抜いた、海軍提督。
イギリスでは最大級の英雄です。
そんな英知と勇気、気品にあやかろうとしたんでしょうね。
ちなみに、このライオン像、受験に御利益があるらしく…
誰にも見られることなく、背中に乗ることが出来たら、桜が咲くそうですよ!
重厚な建物は、三井本館。
関東大震災の教訓を受けて、建て直されたもので、現行の耐震基準を、遥かに超える強度を持つそうです。
最近は、商業施設も増えました。
COREDOは室町に、3つのビルを抱えます。
「三重テラス」では、時々「赤福」の販売がありますね。
「御福餅」が来ることも、あるそうです。
この他に、「にほんばし島根館」が、この近くにあります。
さて、そろそろ橋を渡りますか。
こんなお店も出てきたようですし。
(日本橋東洋)
日本橋。
日本の交通の中心が、ここにあります。
あっ、上の高架は首都高ですよ!
こう撮ったほうが、いいかな?
川は日本橋川です。
いよいよ、この首都高を何とかする気運が高まったようですね。
景観もそうですが、そろそろ強度的にも、走りやすさ的にも、改修の時期だと思います。
この道路元標は、レプリカです。
本物は、道路に埋め込んであるそうです。
獅子が守るのは、東京市章(先代の東京都章)
先ほどのレプリカ元標があった広場にて。
圧倒的に遠い、鹿児島市…。
そろそろ次へまいりましょうか。
次は「通四丁目へ出まして…」
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振り返って「石町へ出て…」