松本にいて、切っても切れないのが、こちら。
今は「アルピコ交通」ですが…
※「松本山雅FC」がJ1昇格を果たした、2014年11月の写真です
当時、松本電気鉄道。
通称は松本電鉄、または「松電(まつでん)」
グループとしては、松本を中心に、長野市、諏訪市、伊那市などを含む、交通系企業体です。
事業は電車、バスを中心に、スーパーや不動産、各種サービスなど、多岐にわたります。
長野にも「長野電鉄」がありますが、資本金だけでも、現・アルピコ交通の約6分の1。
事業範囲もほぼ北信のみで、長野県の大半を押さえるアルピコ交通グループには、遠く及ばないのです。
人口規模では長野市を下回るのに、松本市が長野市に張り合っていけてるのは、この「アルピコ交通グループ」の存在があるとも言えるでしょう。
ところで、電車は「Highland Rail」と呼ばれ、松本から新島々までを走ります。
先ほどの3007号車、奇しくも模型になってまして♪
元京王井の頭線で走っていた、3000系を譲り受けたものです。
バスはというと…
名古屋行きの高速バスです。
「Highland Express」ですね。
白地に5色のストライプが入る塗色は、各地で人気があるそうです。
観光バスなんかも、このタイプが多いですね。
松電の運転士さんは、土地柄、山岳道路の運転はさすがに上手いそうです。
遠くから来た観光バスが、もたもたしてるところを、松電の路線バスがスイスイと抜いてった、なんて武勇談も、大学では噂になりましたね。
路線バスだと…
「Highland Shuttle」
僕がいた頃はベージュの地でしたけど、白地に塗り直したようですね。
さらに歴史を遡ると…
そうそう!この色でしたね~
お城からあがたの森、信大病院を回る「北市内線」や、新町経由(信大経由)、横田経由の浅間温泉行き「浅間線・新浅間線」には、よくお世話になりました。
当時、浅間線用バスの最前席には、なんとテレビモニターが装備されていました。
運賃はテレビ画面に表示されたほか、広告もカラー画像で表示が可能!
山手線などにある液晶画面よりも、遥か昔からあったんですよ。
「松電ストア」も、身近な存在でしたね。
電器屋さんかと勘違いしたのは、ナイショの話で…。
でも、僕が来て1年ぐらいで、「アップルランド」に変更になりましたね。
このスーパー、私鉄系スーパーのプライベートブランド「Vマーク(八社会)」に参加していたので、首都圏でも知っている方がいるようですね。
今は八社会を脱退、「デリシア」という独自ブランドになったほか、私的整理があった関係で、グループ企業を随分手放したようです。
かつてはボウリング場や、自動車学校も持っていました。
それでも、松本には、もっと言えば長野県にとっても、なくてならない企業体であることは、間違いないでしょう。
これからも地元に根を下ろして、県民の生活を支えていくことでしょうね。
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