※ この記事は落語「黄金餅」からインスピレーションを得て作成しておりますが、内容は素人の散歩であり、地理、歴史及び落語の研究には主眼を置いておりませんので、ご了承願います。
大黒坂を登り切ると、立派な松が立っています。
一本松。
今のは三代目だそうです。
「羽衣の松」なんて言われたこともあったそうですが、昔、平将門を追討した源経基が、ここに冠や装束を掛けたので、「冠の松」とも言うそうです。
振り返って…
思えば、遠くまで来たものです。
出発地の下谷の取材を始めたのは、「旧35区の思い出…」終了後、初夏でしたが、この記事の取材は晩秋、公開は年の瀬近くになりました。
「黄金餅」の季節は、どうだったんでしょうね。
夏なら暑かったか、冬なら寒かったか。
遺体を運ぶんですから、寄り道とか、買い物とか、物見遊山は出来なかったでしょうね。
もっと言えば、昔の道中は命を狙われる危険さえも、あったはずです。
最後の道中です。
歩を進めましょう。
随分、変わったデザインですね。
元麻布ヒルズです。
「ヒルズ」とは名がつきますが、商業施設はなく、完全に住居棟です。
住人専用のラウンジの他、住人専用のワインセラーまであるとか。
僕とは完全に世界が違う、棲み家です。
さらに進むと、麻布氷川神社に出ます。
七五三ですね~
華やかな着物でお詣りする家族、いましたよ。
さて、この薬園坂は、かつて薬園があったからこの名前なんですが…、
降りずに左に曲がります。
行き着くのは…
そろそろ次へまいりましょうか。
次は「麻布絶口釜無村の木蓮寺に着いたときには…」
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
振り返って「大黒坂から…」