大阪版の「ぬ」は、
「盗人の昼寝」です。
盗人が昼寝なんて、何か間抜けなようですが、盗人のメインは夜。
夜に働く?ために、昼間は寝ておいて、体力を回復させる必要があることから、
「一見意味がないように見えても、当人にとってはちゃんと意味がある」
といった意味になります。
ルーティーンの類なんかは、みんなこれなんでしょうね。
「なんで仕事の前にこんなことをするんだろう…??」と思えることでも、当人としては、やるべきことをやって、気持ちよく仕事に臨もうとするための、大切な儀式なんですよね。
もっと言えば、本当に意味がなくたっていい。
本来の仕事がうまく行けば、いいわけです。
僕は最近、電話を取る直前、思いっきり息を吸い込んでから、受話器を取ります。
そして、前口上「お電話ありがとうございます、○○○でございます」を、一気に話すのです。
もしかしたら、
「緊張して深呼吸??」とか、
「ああやっぱり電話が嫌だから、ため息ついてる??」とか思う方も、いらっしゃるかも知れませんが、実は前口上もそれなりに長いので、息も切れるし、結構噛むのです。
「せめて最初ぐらいは、噛まずに喋れますように」、って意味も、あるんですよ。
噛まずに喋れたら、少し自信になって、その後の応対が美味くいったりします。
…まぁ、それでも噛むことも、ありますけどね。。。