草加は低地です。
川も多いので、洪水も多く、大雨が降ると、道が川になりました。
僕が子供の頃、1970年代から80年代は、小川というかどぶ川、沼地なんかもあちこちにありました。
春から夏になると、ウシガエルの独特の鳴き声が響きましたし、どぶを渡したコンクリート板の下を除いたら、ドブネズミと目が合った!なんてこともありました。
1年生の頃、どぶ川の畔にしゃがんで、じーっとかがんで、顔を水面に近づけたら、突如、「バッシャーン!!」って音!
ランドセルの留め金がはまってなくて、中の教科書が滑り落ちて、どぶ川へ…。
水を吸ってカピカピになった教科書とともに、一年間、惨めな思いをしました。
その後、僕も家族もあちこち渡り歩いて、草加に戻ってきたのは、2000年ぐらい。
街はすっかり住宅地になっていました。
もう沼もありませんし、田んぼも減った。
どぶ川は暗渠となり、姿を見せなくなりました。
その、どぶに蓋をした上は、多くは小径になりました。
市内各所にありますが、ウチに近いところだと、こちら。
「ニューハーフ通り!?」ではありませんよ!!
こんな通りです。
きっと、どぶ川だったんでしょうね。
失業時代、よくここを散歩しました。
絵はないんですけど、初夏になると、紫陽花が咲くんですよ。