螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

ニューパーク通り・「我が街・草加」の思い出・17…

草加は低地です。

川も多いので、洪水も多く、大雨が降ると、道が川になりました。

 

僕が子供の頃、1970年代から80年代は、小川というかどぶ川、沼地なんかもあちこちにありました。


春から夏になると、ウシガエルの独特の鳴き声が響きましたし、どぶを渡したコンクリート板の下を除いたら、ドブネズミと目が合った!なんてこともありました。

 

1年生の頃、どぶ川の畔にしゃがんで、じーっとかがんで、顔を水面に近づけたら、突如、「バッシャーン!!」って音!

ランドセルの留め金がはまってなくて、中の教科書が滑り落ちて、どぶ川へ…。

水を吸ってカピカピになった教科書とともに、一年間、惨めな思いをしました。

 

その後、僕も家族もあちこち渡り歩いて、草加に戻ってきたのは、2000年ぐらい。

街はすっかり住宅地になっていました。

もう沼もありませんし、田んぼも減った。

どぶ川は暗渠となり、姿を見せなくなりました。

 

その、どぶに蓋をした上は、多くは小径になりました。

市内各所にありますが、ウチに近いところだと、こちら。

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「ニューハーフ通り!?」ではありませんよ!!

 

 こんな通りです。

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きっと、どぶ川だったんでしょうね。

失業時代、よくここを散歩しました。

絵はないんですけど、初夏になると、紫陽花が咲くんですよ。