窓口での業務は、切手類を売るばかりではありません。
書留なども、引き受けなければなりません。
バーコードを打って、その番号を控えに書き込んで、渡します。
今は番号は、印字されるようですね。
現金書留は、封筒が専用ですから別系統で、バーコードを5ヶ所打ちました。
小包にも書留を付けられるんですよ。
番号は普通の小包でも追跡されますが、書留にすると、より高い保障が付きます。
意外と面倒なのが、代金引換。
受け取ったお金をどう送金するかを、書いてもらわなければなりません。
為替とか、口座への入金とか、幾つか方法がありました。
配達証明なんてのもありました。
実際には、配達の際に印鑑をもらう「配達証」と割り印した、証明書類を配達するんですが、引受時は赤い線を1本引きます。
内容証明はさらに難しく、ミスが許されません。
ミスすると法的に、証拠書類にならなくなってしまうので、人や会社の運命をも左右する、とも言われました。
実際には郵便局は、内容には関知しません。
どんな内容が書かれていてもいいんですが、書き方が形式に則っていなければ、証明の対象にならないわけです。
銀行などは印刷で持ってきますが、個人の場合は手書きの場合もあり、そうするとマス目に2文字入れて「1字加入」になったり、2枚目との割り印がなかったり、謄本という原本と、差出文書の内容が異なっていたりとかするわけで、これを郵便局員は、見逃してはいけないわけです。
内容証明だけは、必ず上司の検印をもらわないと、引受が出来ませんでした。
でも僕の場合、訓練期間にあんまり、内容証明が来なかったんですよね。
特に銀行のはほぼ間違いがないので、練習にはもってこい!だったんだよね、って、怖い先輩が言ってました…。
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